第23回 試験の記録をつけよう

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秋は模擬試験のシーズンですから、これから試験を受ける機会が多くなると思います。そこでぜひみなさんにお勧めしたいのが、試験の記録をつけることです。模擬試験は合格可能性や偏差値が気になるものですが、しかし本当に大事なのは答案です。何がどうできているのか、何を失敗したのかを考えていかないと、勉強の戦略が立てられません。例えばミスが多かったとすれば、それはどうしてなのか。問題をよく読まなかったかもしれないし、時間配分を間違えてあわててしまったのかもしれない。いろいろ原因はあるでしょう。その原因を考え、次に対策をたてる必要があるのです。社会の点数が悪かったとしましょう。でも、その原因にはいろいろあります。まだ知識を覚えていないからというのもあるでしょうし、問題を読み間違えたという場合もあるでしょう。もし知識を覚えていないのであれば、次の試験までにどうすればいいのか、その対策をたてる必要があります。単純に知識を覚えるとして、何を覚えますか?いつ?どんなテキストを使って?そういう具体的な勉強方法を考えて、実行しなければならないはずなのです。私のホームページ(http://www.tanakatakashi.net)に合格手帳のページがありますが、その中の模擬試験リフィールを参考にして、結果を反省してください。とってしまった得点は変えられませんが、これからの点数はいくらでも変えることができます。どう変えていくのか、しっかり考えて、効率のいい学習を実行してください。

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