第12回 あと100日の学習法

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今日で、2月1日まで100日になりました。

残り100日で何を仕上げていくのか、具体的なイメージはできているでしょうか?毎週塾に行っていると、なんとなくその宿題や復習だけで時間がたってしまいがちです。明確に残りの時間で何を仕上げるのか、いくつか目標を持つべきでしょう。

私は3つのテーマをよく掲げます。


(1)得点力
これは多くの学校で言えることですが、難しい問題ができて合格するのではなく、みんなができる問題を落とさないから合格するのです。したがってミスをしない、自分ができる問題を確実に得点するためにはどうするか、という戦略が必要です。そのために、模擬試験や過去問演習、類題演習といったことを学習に取り込んでいくわけですが、具体的に何ができるようになればいいのかというイメージを子どもたちにしっかり持ってもらうことです。
①検算はどうするか?
②問題の条件の確認はどうするか?
③自分ができる問題をどう見分けるか?
当然試行錯誤がありますが、その結果として自分なりの方法を見つけていければこれは一つの武器になるでしょう。

(2)知識力
合否は1点で決まります。逆に言えば、なるべく頻出する知識については確実に得点できるようにすべきです。漢字、地名、年号、覚えることはたくさんあります。しかし、それについて何の優先順位もつけなければただ、大変になるだけ。最もよく出ることは何なのか、それを整理する必要があるでしょう。私は全体の知識の中で3割が出題の7割を占めるというお話をよくします。逆に言えば3割を覚えれば、70点とれるということなのです。それは各塾が整理してくれているはずですから、何をやるかを決めて1点集中すべきでしょう。

(3)読解力
何をいまさらと思われるかもしれません。しかし、すべての科目において、題意を汲み取るということが最も重要な課題であり、単に国語だけの問題ではないのです。最近は理科、社会でも多くの資料が含まれているので、それを読みこなすことが必要です。そしてここが大事なことですが、その資料から考えることで答えを出せる問題は案外多いものです。国語を中心に、しっかりと練習を積み重ねていくことが重要でしょう。ただ、これに関しては本当に正確に読み取れているのか、時々チェックしていくことが必要です。子どもは自分勝手に読みとってしまうことがあるので、注意してください。

以上の点について、具体的に何をやるのか、優先順位を決めて実行していくことでしょう。そして「それ以外のもの」については机の上から片付けてしまうことも大事です。あれば、何かやらなければいけないという気持ちが出てくるでしょう。だから、100日でやるもの以外はすべて片付けてしまってください。

100日はわずかな時間のようでいて、子どもたちの力をもっとも引き出すチャンスを持つ時間です。ぜひ上手に時間を使ってほしいと思います。

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