ふと思いついて、生徒の質問をAIに聞いてみました。
以下の問題を解いてください。
ある店てくだものを1000個仕入れたところ、4%がくさっていたので、残りに仕入れ値の50%の利益をみこんて定価をつけました。定価で売りだしたくだものの25%が売れ残ったので、売れ残ったくだものを定価の20%引きにして売りつくしました。その結果、29440円利益が出ました。このくだもの1個の仕入れ値は何円ですか。
しかし、最初は40個のくさった処理を間違えて、×。
そこで40個は腐っているから、これは損になることを教えると、まあ、方程式で解くので、正解になりました。
で、これでは小学生が分からないので、割合を使ってやる解き方を導き、【1】を使うように指示した後は、こうなりました。
1. 仕入れた果物の数
1000個 の果物を仕入れた。
そのうち 4%(40個)が腐った ので、売れるのは 960個 になる。
2. 定価の設定
仕入れ値を【1】とする ので、1個あたりの仕入れ値は 【1】。
1個あたりの定価は 仕入れ値の50%増し(1.5倍) なので:【1.5】
3. 定価での販売
75%(4分の3) が定価で売れたので、売れた数は:960×0.75=720個
1個の売値は 【1.5】 なので、売上は:720×【1.5】=【1080】
4. 割引後の販売
売れ残ったのは 25%(4分の1) なので:
960−720=240個
これを 定価の20%引き(1.2倍の価格) で販売するので、売上は:240×【1.2】=【288】
5. 総売上と利益の計算
総売上:
【1080】+【288】=【1368】
仕入れ費用(1000個すべての仕入れ値):【1000】
利益(売上から仕入れ費用を引く):【1368】−【1000】=【368】
6. 割合から実際の金額を求める
この 利益【368】が 29440円 だったので:
【1】=29440368=80
よって、1個の仕入れ値は 80円 となる。
となりました。
結構きれいな原稿ですよねえ。
で、まだまだでしょうけど、だんだん近づいてくるのではないかと思っています。定点的に計測を続けていこうと思います。
やがて教えてもらえるようになるか?
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