2月1日まで、100日前後。
いよいよ追い込みの時期に入ってきました。あと100日何をやればいいか、子どもたち、それぞれに課題があるでしょうが、今回は、あと100日の勉強法についてお話しましょう。
(1)知識
入試は1点足りなくても落ちます。だから得点をとるために、知識の勉強は不可欠です。理科の生物や地学、国語の漢字、歴史の年号。これまで覚えてきたことはたくさんありますが、一方で忘れてしまっている知識もまた多いもの。繰り返し、暗記のテキストを勉強することが必要です。意外な落とし穴もあります。例えば地図記号。近年になって追加されたものもあり、また学習したのが5年の最初ですから、あいまいになっている時期でしょう。こういうものをひとつひとつ、確実に覚えていきましょう。
(2)過去問
第一志望の過去問は最低2回やりましょう。1回目は研究として、2回目は実際に時間を計ってどれだけできるのか?社会を除いて10年分ぐらいはしっかりやりこんでいきましょう。特に国語は、志望校以外でも傾向が似ている学校について、少しずつ進めていくのも大事でしょう。
(3)授業や模擬試験の復習
せっかく授業を受けたり、模擬試験を受けているのだから、それをしっかり復習することは、学習効果をあげるのに必要なことです。出来なかった問題のなかで、これはできなくても仕方がない、というのは除外しましょう。本来出来てもいい問題を落としているのは、なぜ間違えたのか、なぜミスをしたのかを考えながら、復習します。そして、間違えないようにするための工夫を次の試験や授業で実践していくようにしてください。
(4)プラスイメージを持つ
勉強を通じて、
「あれもできていない」
「これもできていない」
と考えるのはやめましょう。
今日、これができるようになった。あれを覚えた。
解決した問題を数えるようにしていくのが大事です。土台、人間はマイナスに考える方が多い。特に子どもは、「落ちたらどうしよう」という不安を解決できない場合が多いもの。そこへマイナスイメージが入り込むと、勉強に対する姿勢も消極的になります。
今日の勉強で解決したことを、「合格手帳」に書き込んでいくと、イメージはプラスに切り替わります。
プラスのことだけを考えていけるように、話しかけてください。
(5)健康管理
コロナ、インフルエンザ両方に対して注意をしていかなければなりません。うがい、手洗いはもちろんのこと、体調が悪いときは、治すのがどんな勉強よりも優先します。早めに治し、早めに勉強に復帰できるよう、健康管理はしっかりやっていきましょう。
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