褒められないときは

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子どもの勉強を見ているとき、ほめることを意識していると良いでしょう。

親が子どもをみているとき、つい親の方が子どもに甘えて乱暴なことばや子どもを傷つけることばを発しているものです。

お母さんとしては「そういわれたらくやしいと思うだろう」と考えているのでしょうが、存外、子どもたちは「ぼくってかわいそうだなあ」と思っていることが多いのです。

したがって、まずは本人を認めることが必要です。しかし、なかなか褒めることができないという方もおられるでしょう。その場合は、まず本人の話をしっかり聞くことが大事です。しっかり自分の話を聞いてもらえると、それは自分が認められたと思えるひとつの大事なステップになります。

しかし、忙しいお母さんはつい、子どもの話を聞かない。ちょっと子どもが話をしたら、もうその2倍ぐらい話していたりするのです。

お母さんは毎日、子どもたちの生活を見ていますから、注意すること、小言が多くなっているはずです。
「スリッパをけとばさないの、ドアは閉めて、ランドセルは上に持っていって!」
というような言葉が毎日のように繰り返されているでしょう。

だからこそ、話を聞かないといけない。話を聞いてあげるだけでも子どもたちの態度は変わってきます。子どもは何を考えているのか、そして何を感じているのか。そこをしっかり聞いてください。

これからの勉強のやり方を考えるにあたって、大きなヒントがあるはずです。


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