6年生はもう、第一志望は決まっているでしょう。この学校に入りたい、と思って勉強している受験生も多いのではないかと思います。
で、日頃、たくさんの問題をやるよりも、問題をしぼってていねいにじっくり考えた方が良い、というお話しをしています。ただ、その対象はあくまで、自分の第一志望のレベルに合わせれば良いのであって、何もみんなが難しい問題に取り組む必要はありません。
例えば80%合格偏差値が60の学校を第一志望としている子が72ぐらいの問題を解く必要は全くない。
まずそんな問題は出ないし、出たって合否には関係がない。大方できないからです。合否にあまり関係ない問題に時間をかけるのはもったいない。それならばまだ出そうなレベルの問題で、十分にできるようになっていないところに集中した方が良いでしょう。
早い時期に第一志望の過去問の研究をするのは、どの辺のレベルの問題までできるようになれば良いか、知るためです。塾のテキストはもしかするとやさしいところから難しいところまですべてのレベルが並んでいる可能性がある。しかし、それを全部やる必要などないはずで、そこを早めに切り分けていってほしいと思います。
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