音読の効果

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試験対策としては、当然のことながら試験中に音読できないのだから、音読の練習は意味がないかもしれません。

しかし、こと、文意を把握したり、言葉を知る勉強をするにあたり、音読は明らかに効果があります。実際に、子どもたちに文章を音読してもらうと、国語力の違いが明確にわかります。

すらすら読める子がわかっていない、ということはまずない。読める以上、その文章に対する理解が十分できるはずなのです。

一方たどたどしく読んだり、言葉の読みが違っていたりすると、正確に読み取れない可能性があります。だから、音読してもらってつっかかる字は全部教える。これはわかっていないかな、と思われる言葉もその場で教えます。

そうすると、問題を解く段になって、明らかによくできるようになります。

といって、試験中に音読も横で意味を教えることもできないわけだから、今のうちのやっておくしかない。特に4・5年生のうちはとても大事です。

音読をすれば文中の言葉が音になって自分の耳に入ってくる。これは言葉を覚えるのにとても良い方法です。

子どもは小さいときから耳で言葉を覚えてきているので、読んで覚えるのと耳で聞いて覚えるのでは圧倒的に後者の方が効率が良い。

問題を解かずとも、音読をさせる、というだけでも力はついていくので、音読の機会をなるべく多くしてください。

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