ロークラスなら道を改めるべき

上位のクラスに来た、というのであれば、これはまあ、今の塾のやり方でできる、ということだから、それはそれで良いと思うのです。

しかし、そうでない場合。

あるいは塾が言う志望校に届くランクのクラスに入れなかった場合。(学校別対策授業から漏れる、というケースもあるでしょう。)

これは道を改めるべきです。できるなら早めに。

毎年秋になって、ご連絡をいただくご家族は少なくありません。

まあ、そういうことなんです。あと半年、何とかしないと、という気持ちはわかります。

しかし残された時間も少ない。まだ今なら間に合うかもしれないのです。

だから今が決断の時です。

秋になっての決断は、やはり遅い、と思ってください。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
監視しないと勉強しないから塾に行かせるしかない


中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで親子で楽しく合格するパパママ塾「田中貴社中」
お父さんのお古のタブレットを27インチディスプレーにつなぐ


邦学館 中学受験 算数オンライン塾
2月18日の問題






自由な学校は不安?

本来、子どもたちはいろいろなことがしたい。

その中から自分の好きなこと、やりたいことが見つかるわけだから、なるべく自由にいろいろなことをさせていきたいと考える学校があります。

一方で、やはり大学受験は厳しいのだから、最初からしっかり飛ばして生徒の成績を管理していこう、という学校もあります。

まあ、当然子どもたちの間では評判は良くない。

宿題多いし、試験多いしみたいな感じ。

しかし、親はアンシン、みたいなところはあるようで、そういう学校が人気がないわけではない。

逆にあまりに自由で、文化祭で親が「ギョっ」となるような学校は、特にお母様方に人気はないような感じ。

でも、ホントはそうではないのです。

自由だからこそ見つかることはたくさんある。そしてそれで世界的になった人物は多数いるわけですが、まずはちゃんと現役で大学に行って、ちゃんと就職してもらいたい、という願いに負けているのかもしれません。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
自分で納得して進む


中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
理科計算の憂鬱






たくさん与えると、できるのを捜すだけになる

ちょっと考えてみてください。

今、子どもたちの前に算数のプリントが15枚あるとします。

これを次の授業までにやってこいと、言われた子どもはどうします?

真面目な子ほど、ちゃんとやろうとするが、しかし、中にはわからない問題が出てくる。

それをずっと考えていると、終わらない、ということはわかりますね?

だから、飛ばします。次に行く、またわからない。次へ。

となると、ホラ、できるものしかやらないんです。

これで勉強になりますか?

そう、わからないものをわかるようにしないといけないのが、ただ分かるものを確認しているに過ぎなくなる。

だから、できるようにならないのです。

子どもたちの前からまず、この15枚のプリントは消して、ちゃんとできるようにならなければいけない10問を与えた方が、子どもたちには良いし、10問ならウンウンと唸って考える。

そして、さらに先生に質問もできるでしょう。

20題も30題もわからない問題を、塾の先生は答えてくれますか?

結局できない問題が大量に積み残されるのが、今の受験塾の実態なのです。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
塾に行っている間は勉強しているから、と思いがちだが


中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで親子で楽しく合格するパパママ塾「田中貴社中」
やり方を覚えない、どうしてそうなるかを考える


邦学館 中学受験 算数オンライン塾
2月16日の問題