たくさん与えると、できるのを捜すだけになる

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ちょっと考えてみてください。

今、子どもたちの前に算数のプリントが15枚あるとします。

これを次の授業までにやってこいと、言われた子どもはどうします?

真面目な子ほど、ちゃんとやろうとするが、しかし、中にはわからない問題が出てくる。

それをずっと考えていると、終わらない、ということはわかりますね?

だから、飛ばします。次に行く、またわからない。次へ。

となると、ホラ、できるものしかやらないんです。

これで勉強になりますか?

そう、わからないものをわかるようにしないといけないのが、ただ分かるものを確認しているに過ぎなくなる。

だから、できるようにならないのです。

子どもたちの前からまず、この15枚のプリントは消して、ちゃんとできるようにならなければいけない10問を与えた方が、子どもたちには良いし、10問ならウンウンと唸って考える。

そして、さらに先生に質問もできるでしょう。

20題も30題もわからない問題を、塾の先生は答えてくれますか?

結局できない問題が大量に積み残されるのが、今の受験塾の実態なのです。


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