月別アーカイブ: 2023年2月

志望校を決めるのが効率を上げる妙手

現在の塾のカリキュラムはどこでもそうですが、ある程度すべての学校に対応しています。

だから、結構難しいことまで勉強する。例えば理科の電気や力のつり合い、あるいは算数の図形などはなかなか難しい。

しかし、そういう問題が出題される学校はある程度限られる。

逆にそういう問題が出ない学校に対して、その勉強をするのは「受験勉強」としては非効率なのです。

で、最近思うのは、それぞれ志望校によって塾も分かれてきているという点。

これはまあ合格実績を見ているとわかりますが、上位校でそれほど、と思っていても中堅校ではしっかり堅実な実績を出している塾というのはあるのです。

で、こういう塾は別にいたずらに難しいことはさせない。

ちゃんと志望校に合わせて基本を練り上げ、さらに志望校の出題傾向に合わせた勉強をしているでしょう。

だからここを間違えてはいけない。

中学受験はすべてが独自入試ですから、それぞれの学校で出題傾向が異なる。だから、よくそこを研究することが効率を上げる妙手になります。


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兄弟姉妹だから、同じことをしてあげたいの罠

上の子の受験が終わって、今度は下の子、というご家庭も少なくないでしょう。

で、同じ兄弟姉妹だから、同じことをしてあげたい、というので、同じ塾、同じ教室に通う子も少なくないかもしれません。

同じ教室だと先生も同じであったりするから、「お兄ちゃんはこうだった」とか「お姉ちゃんはこうだった」と無意識に比較されることになる。

あるいは親も無意識に「お兄ちゃんの時はこうだったのにね」と言ってしまったりするものです。

同じようにしてあげる、という気持ちはわかりますが、それが結構苦しむ結果になる。

下の子は下の子で、別の方法が合うということはよくあることだし、比べてほしくないと多くの子は思っているので、かえって違う方法の方が良いのです。

塾も変えてもいいかもしれないし、お父さん、お母さんも上の子の受験である程度つかんだのであれば、それを前提に組み立てる、というのもアリでしょう。

一人一人に合わせた方法を考えて上げてください。


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みんなと一緒に授業を受けないといけないのか?

動画授業とライブ授業はやはり違いがあります。

動画授業というのは、見ている子どもたちに、その内容を理解してもらう、ということが目的だから、そのためにシンプルに情報を伝えようとします。

一方ライブ授業というのは、何人かいる子どもたちをひきつけないといけないので、(逆に言えば、授業の進行を邪魔させないようにするために)いろいろ工夫があるし、時間をかける。

だから同じことを教えるのに、圧倒的に動画授業の方が時間が短くなる、という特質があります。

まあ、本を読んでいるということと、動画授業を見るということは似ている行為になるでしょう。

で、同じことを学ぶのにかかる時間は、集中してできたならばすべて自分のペースで進める方が圧倒的に時間が節約されるのです。

これが最近「授業をやらない塾」が出てきた背景でもあります。つまり、動画でなくても参考書と問題集だけでも「自学自習」はできて、それは集中する以上、自分のペースですべてが進むから効率が良い、ということなのです。

ただ前提として「集中する」ができないといけないので、家ではなくて塾でやる、ということなのですが、しかし、これはその分の行き帰りの時間等が無駄になっているところもあるし、夜遅くまで小学生が外にいることにもつながっています。

だから「家で自分で集中して勉強する」ということが一番効率が良い。最後の局面で、「家でやりたい」と言い出す子どもたちはこれがわかってきているのです。

塾は勉強させるために競争させますが、ある意味集合授業で先生の数を減らして塾の経営を効率化しているところがあり、それは子どもたちの勉強の効率化にはつながっていない。

先生の数が少ない、という点でこれまでずっとこの形式の授業が行われてきたのですが、加熱化した今、もっと効率の良い学習法を実践しても良いのではないかと思います。


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