みんなと一緒に授業を受けないといけないのか?

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動画授業とライブ授業はやはり違いがあります。

動画授業というのは、見ている子どもたちに、その内容を理解してもらう、ということが目的だから、そのためにシンプルに情報を伝えようとします。

一方ライブ授業というのは、何人かいる子どもたちをひきつけないといけないので、(逆に言えば、授業の進行を邪魔させないようにするために)いろいろ工夫があるし、時間をかける。

だから同じことを教えるのに、圧倒的に動画授業の方が時間が短くなる、という特質があります。

まあ、本を読んでいるということと、動画授業を見るということは似ている行為になるでしょう。

で、同じことを学ぶのにかかる時間は、集中してできたならばすべて自分のペースで進める方が圧倒的に時間が節約されるのです。

これが最近「授業をやらない塾」が出てきた背景でもあります。つまり、動画でなくても参考書と問題集だけでも「自学自習」はできて、それは集中する以上、自分のペースですべてが進むから効率が良い、ということなのです。

ただ前提として「集中する」ができないといけないので、家ではなくて塾でやる、ということなのですが、しかし、これはその分の行き帰りの時間等が無駄になっているところもあるし、夜遅くまで小学生が外にいることにもつながっています。

だから「家で自分で集中して勉強する」ということが一番効率が良い。最後の局面で、「家でやりたい」と言い出す子どもたちはこれがわかってきているのです。

塾は勉強させるために競争させますが、ある意味集合授業で先生の数を減らして塾の経営を効率化しているところがあり、それは子どもたちの勉強の効率化にはつながっていない。

先生の数が少ない、という点でこれまでずっとこの形式の授業が行われてきたのですが、加熱化した今、もっと効率の良い学習法を実践しても良いのではないかと思います。


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