月別アーカイブ: 2022年9月

正解率が上がれば着手率も上がる

時間が足りないというので、焦って解いていき、さらにボロボロになる、というのは時々聞く話です。

前から慌ててはいけない、正解率を上げることに集中する、というお話しをしていますが、正解率が上がるということはミスが少なくなるということです。

慌てているときは、問題を読み飛ばし、求める人数が分数になったりする。「これはいくら何でも違うだろう」というので、また戻って自分のミスを見つけ、さあ、と思ったら「そこでやめてください」と言われてしまったり・・・。

ところが一発で問題が解けてれば、正解になっていたわけで、しかも時間を無駄にしないので、他の問題も解けていたかもしれません。

だからとにかく急がない。

一発で答えが出るように、慎重に、ていねいに解いていく手法を身につけていきましょう。


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多少の無理は承知の上

第一志望が安全圏になっている子が多いか、と言われると実際にはそれほど多くはない、と思える部分があります。

概ね中学受験の上位校の倍率は3倍前後で推移するのが多いのですが、3倍ということは定員の2倍分多いということで、したがって受験生が全員安全校になるということはありえない。

普通に考えれば定員分か、あるいはそれよりも少ない数の受験生が安全圏にいるわけで、残りの受験生は少なくとも秋の段階では安全圏に達していない可能性があるわけです。

でも、みんな挑戦する。

僅差の勝負になっているので、安全圏に達していなくてもそれに近づいている子は多いから、まあ、とにかく受けてみよう、ということになるのです。

だから、第一志望の安全圏に達していないからだめだ、という結論にはならない。良く、お話しをするのは20%というラインまでは十分に合格する可能性がある。だって3分の1ですから、普通に考えると合格率は33%なわけで、20%ぐらいだったら当然あり得るわけです。

で、数字の議論はいろいろあるが、模擬試験の結果で第一志望はあまり変えない方が良いでしょう。元々狙うものであって、そう簡単にあきらめていいものでもない。

もちろん他の魅力的な第一志望が出てくれば、それは議論としては別の話ですが、大いに第一志望は狙って欲しいと思います。

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模試と過去問の出来の差が大きい場合

過去問をやっていて、模擬試験の成績と違いが出てくる場合があるでしょう。

過去問はとれているが、模擬試験の成績が悪い、これはあまり心配はありません。

なぜなら模擬試験は過去問のような志望校の傾向を反映していないからです。模擬試験は学校別を除いて、1種類の試験ですべての学校の合否を判定しますから、すべての要素を網羅した試験を用意し、統計的に合否を判定します。

一方過去問はその学校の出題傾向を色濃く反映しているので、当然のことながら模擬試験の問題と違う。ですから過去問がある程度できている、というのであれば問題はありません。

しかし、その逆はちょっと心配。

つまり模擬試験では点数がとれても、過去問では点数がとれない。

これは本番で点数がとれない可能性がある。だから、過去問の練習をしっかりすべきです。

本人ができる問題であったとしても、志望校の出題になければ意味はないのです。

逆に志望校で出る問題ができなければ合格はしない。

だから、しっかり過去問の練習を積み重ねていきましょう。


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