月別アーカイブ: 2022年6月

浪人減少

かつての人口に比べれば、現在の子どもたちの人口はかなり減少しているわけですから、どこが減るか、ということを考えるとまず減るのは浪人でしょう。

ここのところやはり現役合格率というのは上がっているわけだし、それなりに経済的な負担もあるわけだから、現役で進学してしまうというケースが増えているのです。

結果として予備校が減っていく、というのはまあ、理解できる話なのですが…。

最近ちょっと気になっているのが、公立高校の減少。

公立高校は税金で運営されているので、生徒が集まらなければその使命は終えた、ということで閉校になることが多いのですが、しかし、それは現在の私立校とのバランスで考えたときに本当に正しい選択なのか。

公立高校がその中身を私立と競い合っていかないと、どんどん私立に人が流れる。人が流れれば、公立は閉鎖される。結果として教育コストがかかる国に変わっていってしまう、というのは、国として正しい状況ではない、と思うのです。

昔はどの都道府県もナンバーワンスクールは公立高校でした。しかし、今はだいぶ様相が変わってきている。その分、教育コストがかかるようになっているのだとすれば、また社会の分断につながるので、公立学校の質を上げていく努力は必要でしょう。日比谷、横浜翠嵐といったトップ校は最近がんばっているので、その次のレベルがどうなるかが、重要なのだと思います。

受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
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この先必要となる力とは

ボーダレスな国際社会において、これから生き残っていくためにどんな力が必要か、という話を最近よくするし、また耳にもするようになりました。

AIやロボットが進んでいってこれまで人間がやっていた仕事がどんどん減っていく。これは例えば経理なんかもどんどん変わっていって、ペーパレス、電子決済、電子申告とまあ、どんどんやり方が変わっていくわけです。

そんな中で何が必要な力か?

最初に上がるのはまず英語。まあ、そうでしょう。次が、コミュニケーション力。これもよくわかる。

その次が専門知識。これまで日本は総合、調整型というような人材が重宝されていたように思うのですが、これからはやはりいろいろな技術がとんがってくる部分があるので、何らかの専門性が高くないといけないところはあるかもしれない。

そして、チーム力。いろいろなところでチームを組んで、いろいろな仕事をしていくわけだから、自分の役割とチームの目標をしっかり理解していろいろなことを進められれないといけない、ということになるので、チームスポーツの卒業生も重宝されているところがあるようです。

まあ、中学受験の算数は将来役に立つの?と言われれば、あまりそういうことはないかもしれないが、自分の専門性を高めていく段階ではそういう力もいる、ぐらいのレベルでしょう。

で最終的に、やはり「得手を伸ばすのが一番」という結論になるのですが、しかし、今の子どもたちが得手にするものが案外少ないのでは、と思えるのです。


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これはできなくてもいいんじゃないの?


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ご褒美

私のかつての上司は、「子どもを喜ばす」天才でした。

まあ、なんでもご褒美にしてしまう。突然、夜中に子どもたちを連れて出かけてくる、というので何をするのか、と聞いてみると、「ご褒美に昆虫採集に連れていくといったから」という返事。

確かに、カブトムシは夜中にとれるので、まあ、子どもたちにとっては夜中まで遊べる方が楽しいでしょうが、そうなると、車の中に乗れるのは数が限られるから、相当がんばるということになるのです。

これ以外にも、黒曜石採集だったり、まあ、いろいろアイデアが満載で、授業中もいろいろなゲームを編み出しては、つねにご褒美とセット。

もので釣るのか!という批判もあるかもしれませんが、しかし、「クラス落ちするかも」という恐怖心を与えるよりはよほど良いと私は思うのです。

子どもは楽しいことは大好きですし、勉強も楽しいこととセットであれば、ちゃんとやる子が多いもの。

今の子どもたちは恐怖心とセットされていることが多いので、この流れはやはりあまり楽しいものではない。お父さん、お母さんの気持ちもネガティブに傾きやすいのです。

当時のクラスの順位表はすべてペンネームでした。だれがだれかわからない。でも、自分だけは何番かわかる。

それで良いのだと思います。

受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
算数は自分で考えないとできるようにはならない


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