月別アーカイブ: 2022年5月

習うことばかりが増えてはいけない

本当のことを言えば、塾は週3日を上限とすべきです。

というのは、塾で習ったことを復習して、あと1日余るから。

ところが週4日にしたところで、すでに復習する日が足りなくなる。しかし、子どもが家で勉強しないから、というので塾を増やしてしまうと、結局、復習しない授業が増えるだけなので、あまりできるようにはならない。

習ったことを自分で整理して、できるようにする、という作業がないと、習うことを繰り返すだけになって、実は勉強の効率が悪くなるのです。習うのは一人ではないから、習うことの中には自分ができることが当然含まれる。

ある大手塾が、少なくとも6年生前半、週3日制を崩さないのは、ある意味しっかりした考えに基づいているし、その時間で子どもたちはそれなりにできるようになっている、ということなのです。

最後の半年はまあ大変でしょうが、それでも半年に限られることだから、いろいろ調整できる。実際に日曜日が増えて、土曜日を自主的に減らした、という子もいますから、実際に自分の机でしっかり勉強できるかがやはり大事なポイントになるのです。


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夏は天下分け目というけれど

夏休みは天下分け目、とよく言われます。

しかし、子どもたちが伸びるのは秋以降。もちろん夏に勉強しないと秋に伸びない部分があるのですが、例えば7月の模試と9月の模試を比較すると9月の方が悪い、ということもよくある。

なぜかといえば、勉強したからなのです。

勉強するということは知識も増えるし、やり方もいろいろ覚える。そうなると、あれ、これだっけ?と迷いも増えることになるので、逆に点数が悪くなったりする。

しかし、それもだんだん落ち着いてきて、10月、11月と日を追うごとに定着していき、ミスも減ってくればそれなりの力が出てくる、ということなのです。

だから、夏休みの勉強はじっくり問題に取り組むことが大事。

あれもこれもと盛りだくさんにせず、講習を受けるのなら講習の復習と不得手のカバーに力を入れていくと良いでしょう。

やることをなるべく絞っていくと力は上がりやすくなります。


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第534回 「過去問をやってください」と学校の先生が言うわけ

■ 学校の先生に、「御校の対策はどうすればいいですか?」と聞くと、ほぼ一様に「過去問をやってください」という話になります。

■ まあ、それはそう言うしかないかなあ、と思うのです。それ以外に学校が提供している教材はないのですから。

■ 逆に言えば、そこに学校のメッセージがあるのです。

■ 中学受験はすべて独自入試ですから、その学校が欲しいと思う人材を試す仕組みが入試問題に組み込まれています。

■ 例えばレポートの多い学校は「記述力のない子は苦労する」という観点から記述の問題を出すだろうし、生物に力を入れている学校は「生物が嫌いな子はとらない方が良いだろう」と思うから生物の問題を出す。

■ そういうメッセージを読み取って、それに見合う力を培っていかないと、入学した後に結構大変だったりするのです。だから、やはり過去問を研究しましょう。それがまず優先すべき課題です。


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