月別アーカイブ: 2019年9月

知識を使えない

社会の過去問の指導をしていて、知識が身についていない、と指摘する場合があります。

だからといって、社会の暗記テキストは結構やっている。やっているけれど、使えない。つまり、問題で聞かれていることが暗記テキストのどこのことなのか、ピンと来ていないのです。

なので、たまにこの知識は暗記テキストの何ページの何番、と指摘をすることがあります。

そうすると、子どもの反応は

「ああ、このことか。これなら知ってる」ということになる。つまり、知っている知識を使えていない、ことが多いのです。

だから問題をやるとき、これは知っていないといけない、というところは、暗記テキストのどこに載っていることなのか、確認すると良いでしょう。すべての問題でできるわけがありませんが、間違えたときに指摘すると、効果があるようです。

だって、点数になるべき問題だったのですから。

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電気に関する問題

2019年芝中学の問題です。

芝三郎君は、電源装置、電流計と、スイッチ、金属線①~④をそれぞれ複数用意しました。金属線の太さ(断面積)はどれも同じです。

 図1は複数の金属線に電流を流すことができる装置です。まず、図1の金属線をすべて金属線①にしてスイッチを操作し、「電流を流した金属線の本数」と電流計に流れた「電流の大きさ」の関係を調べ、図2の①を得ました。同じように金属線②~④それぞれについて調べ、図2の②~④を得ました。ただし、電源装置はかん電池1個分の性能を持つようにして使いました。
 これについてあとの問に答えなさい。割り切れないときは四捨五入して小数第二位まで答えなさい。配線に用いた導線の影響は考えないものとします。

(1)図1において、金属線をすべて金属線③に換えて2本の金属線③に電流が流れるようにしました。このとき電流計には何Aの電流が流れますか。
(2)図1において、金属線をすべて金属線④に換えて何本かに電流を流したところ、電流計に0.8Aの電流が流れました。何本の金属線④に電流を流しましたか。
(3)金属線①、②、③をそれぞれ1本ずつ別々に電源装置につないで電流を流すとします。横軸を「金属線の長さ」、たて軸を「金属線を流れる電流の大きさ」としてグラフにするとどうなりますか。グラフの形として最も適当なものを1つ選んで、記号で答えなさい。

(4)同じ長さ・同じ太さの鉛とニクロムを比べると、鉛はニクロムの何倍の電流が流れますか。

(5)図3のように、金属線①と金属線②をつなぎました。電流計には何Aの電流が流れますか。

(6)図4のように、金属線②、③をつなぎました。電流計には何Aの電流が流れますか。

(7)図5のように、金属線①、②、③をつなぎました。電流計には何Aの電流が流れますか。

【解説と解答】
(1)グラフから4本で0.6Aですから2本では0.3Aです。
(答え)0.3
(2)④は4本で0.2Aですから、1本あたり0.05Aです。0.8÷0.05=16本
(答え)16
(3)長さと抵抗は正比例し、抵抗と電流は反比例するので、長さと電流は反比例します。
(答え)エ
(4)②と④を比較したとき、同じ4本で②は1.2A、④は0.2Aですから、鉛の方が6倍の電流が流れます。
(答え)6
(5)金属線①と金属線②では長さは②が①の2倍です。したがって①が3本と同じになります。直列に並ぶので抵抗は3倍ですから0.6÷3=0.2A
(答え)0.2
(6)金属線②は1本で、0.3A、金属線③は1本で0.15Aですから合計0.45Aです。
(答え)0.45
(7)金属線①の抵抗を(1)とすると金属線②の抵抗は(2)となり、金属線③の抵抗は(4)となります。が金属線③は2本が並列になっているので、抵抗は半分になるから(2)です。
したがって抵抗は合計(5)となるので、①の1本の5分の1ですから、0.6÷5=0.12A
(答え)0.12

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方程式

先日、ある受験校の問題を解いていて、「はて、これは二次方程式になりはしないか」と思う問題にあたりました。

たしかに、変数を掛け合わせる段階で、二次方程式になるのですが、平方数で解く二次式はあったとしても二次方程式で解く問題は出るわけはない。ので、別途方法を考えて、その問題は解き上がったのですが、こういう問題を見て、「ああ、二次方程式を教えなければいけないのでは」と感じられることがあるかもしれません。

確かにマルイチ算と呼ばれる比と割合の文章題は一次方程式だろうし、消去算は連立方程式ではないか、といわれればその通りです。しかし、それを算数で解いているわけで、別に方程式を知らなければいけないわけではない。

腕に自信のあるお父さんは子どもの図形の問題を解いていて、つい三平方を引っ張り出してしまうところもありますが、それはあくまで考える途中で多少なりとも例外的に使う部分であって、これが使えないからどうするか、ということを考えていかなければいけないのです。

学校の先生たちは、それを編み出して問題にしているわけだから、方程式を知っていれば解ける、というわけではない。

だから、今から慌てて方程式を教える必要はありません。あくまで算数で解く、ということにこだわらないと逆に発想が出てこなくなるので注意してください。

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