月別アーカイブ: 2019年9月

エネルギーに関する問題(2)

先週に引き続き、2019年栄光学園の問題です。ひとつのテーマを元に全体の問題が構成されているので、先週と合わせてご覧ください。

Ⅱ 表やグラフを見て,問に答えなさい。

問1 次の表1は,日本国内で産出した石炭量と輸入された石炭量を示しています。「原料炭」は,おもに製鉄の原料となる石炭です。また「一般炭」は,発電の燃料などに使用される石炭です。解答用紙のグラフの例を参考にして,国内産の石炭と輸入された石炭の量がわかるようにグラフ1を完成させなさい。また,原料炭と一般炭の量がわかるようにグラフ2を完成させなさい。

問2 グラフ1から読み取れることをいくつかあげて説明しなさい。

問3 現在,日本がもっとも多くの石炭を輸入している国を次のア~エから1つ選びなさい。
ア アメリカ   イ オーストラリア   ウ サウジアラビア   エ 中国

問4 次のグラフ3は鉄鋼(粗鋼)生産量の移り変わりをあらわしています。グラフ3と問1で作成したグラフから読み取れることを次のア~エから1つ選びなさい。
ア 鉄鋼生産量の移り変わりは,輸入された石炭量の合計と関係がある。
イ 鉄鋼生産量の移り変わりは,国内産の石炭量の合計と関係がある。
ウ 鉄鋼生産量の移り変わりは,国内産と輸入された原料炭の量の合計と関係がある。
エ 鉄鋼生産量の移り変わりは,一般炭と原料炭の量の合計と関係がある。


問5 次の表2は,電力会社の発電量の移り変わりを示したものです。グラフ4は,表2をもとに作成したものです。これらを見て,次の問に答えなさい。

(1)石油火力の発電量が占める割合は,1985年には小さくなっています。これは,1970年代に起きたある大きな出来事がきっかけとなって,石油以外のいろいろなエネルギーが見直されたことが原因だと考えられます。きっかけとなった出来事を答えなさい。

(2)原子力による発電は,1965年にはありませんでしたが,その後,発電量を大きくしていき,1995年には,3割以上の割合を占めるまでになりました。ところが,原子力発電の発電量は,2015年には落ち込んでいます。落ち込んだ原因として考えられることを説明しなさい。

問6 石炭火力の発電について,これまでに見た表やグラフから読み取れることとしてまちがっているものを次のア~エから1つ選びなさい。
ア 石炭火力の発電量は,1975年から2015年まで拡大し続けた。
イ 1975年から国内産の石炭量の増加にともなって,石炭火力の発電量が拡大し続けた。
ウ 1975年の石炭火力の発電量が占める割合は,1955年の割合を下回っていた。
エ 石炭火力の発電量が占める割合は,2015年には3割を超えている。

Ⅲ.明治時代から現在まで,石炭の使いみちは,どのように変わってきましたか。これまで解いてきた問題や解答をもとに説明しなさい。今はなくなった使いみちと,今もある使いみちをあげながら書きなさい。

【解説と解答】
問1
(解答)

問2
1955年は自給率が100%に近かったが、やがて自給率が低下し、2000年代にはほぼ輸入に頼ることになっています。
(答え)1955年にはほぼ自給できていたが,必要とされる量が増えるにしたがって,自給率は低下し,2000年代に入るとほぼすべてを輸入にたよるようになった。

問3 石炭の輸入先はオーストラリア。
(答え) イ

問4 鉄鋼生産量は石炭の総額と関係しています。
(答え) ウ

問5
(1) 1970年代ですからオイルショック(石油危機)です。2011年の東日本大震災で福島第一原子力発電所の事故から、全国の原子力発電所の多くが停止しました。
(答え) 
(l) 石油危機
(2) 2011年の東日本大震災の際に発生した福島第一原子力発電所の事故をきっかけにして全国の原子力発電所の多くが停止したから。
  
問6  石炭による発電が増加していません。
(答え) イ

Ⅲ 
(答え)明治時代には,石炭は船や鉄道,工場の動力源の燃料や,製鉄の原料として使われた。さらに,石炭から作られたガスが,灯りの原料や調理器具などの熱源として利用された。これらは現在使われていないが,石炭を燃料とした火力発電は現在も行われている。また,製鉄の原料として石炭は多く輸入されて使われている。

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焦らない

9月の模擬試験の成績が出てきています。

うまく成績が伸びている子どもたちもいるでしょう。夏にがんばった成果が上がっているので、それはそれで良いのですが、しかし秋になるとさすがに夏休みほど、受験勉強に時間を割けるわけではありません。

あれだけのペースで進んだのに、と本人が思うのも仕方がないところではあるものの、そういうもの、なのです。

また成績があまり芳しくない、という場合もあるでしょう。

これは夏に勉強しなかった、ということでもないのです。むしろ勉強はしたのだと思うのですが、しかし、それが混乱に拍車をかけているところがある。

前は知っていることが少なかったが、知っているところは間違えなかった。しかし、勉強して知識が増えて、これはこっちだかな、こうだったかな、という迷いが生じる。

迷いが生じれば間違う可能性も高くなるから、成績は思ったほど上がらないでしょう。

しかし、やはりここも粘り強く勉強を続けていけば、段々知識が定着してちゃんと正解にたどり着けるようになるのです。

ですから、焦ってはいけない。

9月はどうしても焦りを感じることが親も子も多い季節です。だから、いったん落ち着きましょう。

「やるべきことをちゃんとやるしかない。」と割り切ってください。

時間も限られるのだから、やれることも限られる。ただし、それをしっかりやることでやはり力はついてくるものなのです。

もう一度優先順位を確かめ、やるべきことが整理できたら、あとは黙々とがんばっていきましょう。

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親がコントロールしないと合格しない?

子どもたちの勉強の状況を把握して、具体的にどんな勉強をするのか計画を立ててコントロールされているお父さん、お母さんは多いでしょう。

一方で、なかなかそこまで手が回らないので、子どもと塾に任せている、という場合もあるかもしれません。

で、最近の話を聞けば、かなり細かいところまでお父さん、お母さんがコントロールしているご家庭が多いようです。送っていただく成績資料もきれいにエクセルで整理されているし、計画表も実に細かいところまで決まっている。

子どもたちが自分でここまでのことができるか、といえばそうではないし、塾もそこまで手をかけてくれるわけではないから、お父さん、お母さんが手伝ってあげた方が良いというのはその通りだと思います。

しかし、やってあげるということは、当然子どもは自分で考えなくても良い、ということになる。

だから、どうしても指示待ち族になりやすいところはあります。

「次は何をやるの?」

と良く聞かれることはあるでしょう。もう計画表は渡してあるんだし、と親が思うのも仕方がないが、まあ、そうなっているのもある意味仕方がないことではある。

なので、親が何事もいっしょにやってあげる、という方が本当は良いのです。

つまり親が決めて、子どもに渡す、ということではない。

子どもと一緒に考えて、決めるのはなるべく子どもにさせる。「この計画で良いと思う?」「ちゃんとやれそう?」まあ、そう言われて「無理」という子も少ないでしょうが、少なくとも本人が納得していることが大事です。

じゃないと、最後の最後に、こんな言葉を聞くことになるかもしれませんから、気をつけてください。

「別に僕は受験なんかしたくなかったんだ!」

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