月別アーカイブ: 2016年10月

高望みは悪いことではない

中学受験は、大学受験、高校受験に比べると高望みの傾向があるかもしれません。

しかし、まだ子どもたちは小さいし、何が起こるかはわからない。実際に年齢が上がっていくほどに事前の予想通りになりやすいのですが、中学受験は子どもたちが本番での状況が大きく変わる可能性があるので、ある意味予想外のことが起こりやすい。

本番で上がってしまって力が出ない子もいる一方で、ここ一番にしっかり考えられて良い答案が書ける子もいるのです。

元々僅差の勝負であるから、大逆転も当然起こりうる。だから、決して高望みをして悪いわけではない。

塾ではどこかひとつ合格校を受けるように進学指導をしますので、まあ、高望みばかりにならなければ良いのではないでしょうか。

抑えるべきは抑える。狙うべきは狙う。

第一志望は本人がこの学校に合格したいと思ってがんばってきているので、なるべく初志貫徹で向かってほしいと思います。


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人体に関する問題

2016年開成中学の問題です。


太郎君は、自分が食べたご飯が、どのように体の役に立っているのか、興味を持って調べてみました。
食べたご飯にふくまれる栄養は( 1 )で体に吸収されます。ご飯にふくまれていた水は、主に( 2 )で吸収されます。
体に吸収された栄養は。血液の流れにのって。体全体に運ばれます。この流れを作り出しているのが。心臓です。( 1 )で吸収された栄養と( 3 )で血液に吸収された酸素は、血液の流れによって体の各部に運ばれ、生きていくために必要なエネルギーを生み出しています。
16世紀までは、( 1 )で吸収された栄養が、かん臓で血液に変えられ、血液を心臓が全身に送り出し、体の各部に運ばれた血液は、体の各部で使われて、なくなってしまうと考えられていました。しかし、17世紀には 心臓から送り出された血液は、体をめぐり また心臓にもどってくると考えられるようになりました。
 太郎君は、だ液の働きをくわしく調べるために。だ液、デンプン液、ヨウ素液を用いて実験をしました。
 実験に用いただ液は、口に水をふくみ、コップに取り出したものです。
 テンプン液は、ごはんつぶを水とともにすりつぶして。ろ過した液をうすめたもので、ほぼ無色透明です。
 ヨウ素液は、デンプンが分解されたかどうかを調べるために用います。

〔実験1〕
  デンプン液20mLに、水をlmL加え、25℃で10分間おいた。その後すぐに、ヨウ素液を1滴加えたところ、青紫色になった。
〔実験2〕
  テンプン液20mLに、だ液をlmL加え、25℃で10分間おいた。その後すぐに、ヨウ素液を1滴加えたところ、うすい茶色になった。
〔実験3〕
  テンプン液20mLに、水を1mL加え、90℃で10分間おいた。その後すぐに、ヨウ素液を1滴加えたところ、ほぼ無色透明になった。
〔実験4〕
  テンプン液20mLに、だ液をlmL加え、90℃で10分間おいた。その後すぐに、ヨウ素液を1滴加えたところ、ほぼ無色透明になった。

問1 ( 1 )~( 3 )にあてはまるものをア~エから選び、記号で答えなさい。
ア じん臓 イ 小腸 ウ 大腸 エ 肺

問2 下線部に関して、「血液が体をめぐり、また心臓にもどってくる」ことを言うためには、次にあげるA~Dを使って、どのようなことが示されればいいですか。書き方の例にならって答えなさい。
A 一日に食べる食べ物や飲み物の重さ
B 1回の脈はくで心臓から送り出される血液の重さ
C 一日に体外に捨てられる「ふん」や「にょう」の重さ
D 一日におこなわれる心臓の脈はくの回数
書き方の例 (PxO)よりも(N+M)がとても大きい。

問3 実験1と実験2の結果から正しいとわかるものを次のア~エの中からlつ選び、記号で答えなさい。
ア デンプンは、25℃において、水を加えると分解される。
イ テンプンは。25℃において、水を加えなくても分解される。
ウ テンプンは、25℃において、だ液を加えると分解される。
エ テンプンは、25℃において、だ液を加えなくても分解される。

問4 太郎君は、実験1~4の実験結果を説明するために、説1を考えました.説1が正しくないことを示すにはどのような実験をして、どのような結果が得られればいいですか。最も適当なものを次のア~エの中から1つ選び.記号で替えなさい。

[説1]テンプンは、90℃において、だ液を加えなくても分解される。

 ア デンプン液20mLに、水をlmL加え、90℃で10分間おく。その後.25℃に冷えるのをまってから.ヨウ素液を1滴加えると、ほぼ無色透明になる。
 イ デンプン液20mLに、水をlmL加え、90℃で10分間おく。その後.25℃に冷えるのをまってから.ヨウ素液を1滴加えると、青紫色になる。
 ウ デンプン液20mLに、だ液をlmL加え、90℃で10分間おく。その後.25℃に冷えるのをまってから.ヨウ素液を1滴加えると、ほぼ無色透明になる。
 エ デンプン液20mLに、だ液をlmL加え、90℃で10分間おく。その後.25℃に冷えるのをまってから.ヨウ素液を1滴加えると、青紫色になる。

問5 太郎君は.説1が正しくなかったので、説2、説3を考えました。説2が正しいとした場合、説3も正しいことを示すにはどのような実験をして.どのような結果が得られればいいですか。もっとも適当なものを問4のア~エの中から1つ選び、記号で答えなさい。

[説2] ヨウ素液は、90℃においてデンプンの存在に関係なく無色透明になる。
[説3] だ液は、90℃において、デンプンを分解する働きを失い、その働きは温度を下げてももとにはもどらない。


【解説と解答】
問1
(2)ご飯に含まれていた水分は小腸で吸収されます。
(答え)(1)イ(2)イ(3)エ
問2
血液がなくなれば心臓が送る血液の分だけ軽くなることになりますが、そうなりません。
(答え)(A-C)よりも(B×D)がとても大きい。
問3
テンプンは、25℃において、だ液を加えると分解される、が正解になるでしょう。
(答え)ウ
問4
[説1]は90℃でデンプンが酵素がなくても分解される、ということです。したがって、水を入れて90分間おいて、ヨウ素反応があると分解していなかったことになります。
(答え)イ

問5
ヨウ素液は25℃になったところで反応が出る、ということで、いったん酵素が90℃で壊れてしまうと、でんぷんは糖には変わらずヨウ素反応が起きるという結果が得られれば良いことになります。
(答え) エ


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先生がいない

子どもたちがクラス分けの試験を受けて、いろいろなクラスに分かれる以上、そのクラス分の先生が必要になります。

で、多くの場合は、正社員講師だけでは不足するので時間講師を使うこうとになるわけです。で、この時間講師はやはり大学生が多い。もちろん大学院生もいるし、プロの時間講師もいるのですが、絶対的な数は少ないので、どうしても大学生に頼るところがあるわけです。

しかし、その大学生が不足しています。

なぜか?

昔はあまり大学の成績を気にすることなく、アルバイトにいそしむ学生が多かったのですが、今はそういうわけにはいかない。就職が厳しいし、いったん非正規の道になってしまうと正規雇用になるのが大変、というのもあって、学生がまじめに大学に通うようになった。それはそれで良いことではあるわけですが、しかし、このようなモデルになっているところは先生の確保が難しい、ということになっていく。

やはりそれなりに先生を正規に確保することがやがては必要になってくるのだろうとは思いますが、少子化が続いているのでまだそこまでは行かない状況かもしれません。

するとやはり先生のレベルに差が出るわけで、先生も子どもたちのクラス順のように並ぶことになったりするわけです。


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