月別アーカイブ: 2015年5月

私の方ができたわよ・・・

最近のお父さん、お母さんの中にはご自身が中学受験をされた方も多いと思います。当時の成績を考えて、お子さんと比べた結果として「私の方ができたわよ・・・」と思われているかもしれませんが・・・。

まあ、間違いなく、今の子どもたちがやっている勉強の方が高度でしょう。

中学受験の積み重ねが違う。

今の子どもたちは戦後70年、積み重ねられてきた中学受験の重みの上で勉強しているのです。それまでの間にいったいどのくらいの問題が出題されたでしょうか?

きっとお父さん、お母さんのときに難問とか思われた問題はすでに、基本問題と化している場合もあるでしょう。今の問題は、本当によく考えられてきているので、なかなかです。

もちろんすべてが難しいというわけではないが、本当に範囲が広がり、いろいろな問題が研究尽くされた上で出題されていますから、難しいのです。

だから、子どもたちはがんばっているのだ、という前提で見てあげてください。

「私の方ががんばったわよ・・・」はもちろん、その通りだと思いますが。

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第189回 中学受験のメリット・デメリット

■ 基本的に、中学受験の準備ができる環境であるのなら、中学受験をお薦めしています。すでに芸術や体育の道で進路が決まっていたりすれば別ですが、これからどういうことをしようか、ということを決める場合は中学受験をした方が良いと思っています。

■ 最大のメリットはやはり中高6年間、一貫教育で進むこと。小中一貫教育、というのも最近話題にはなっているものの、教員免許の関係で考えると小学生と中学生の先生はつながりにくい。しかし、中高は専門性で共通することは多いので、中学の先生と高校の先生が同じということは十分にあり得る。加えて受験がなければその6年間にいろいろなことを試したり、勉強したり、活動したりすることができる。この自由度はやはり大きいものがあります。

■ しかし一方で、その自由を得るために小学校の高学年は受験生活になる。だから、負担はそこにあるわけで、その負担をかけてまでその6年間はあった方が良いか?という議論になるかもしれません。それでも私はあった方が良いだろうと思うのです。それに中学受験の準備というのは、親の手助けが十分に可能です。本来、受験勉強にはいろいろなデメリットがあるわけですが、それをコントロールしてあげることができるので本体は負担を軽減できるはずなのです。(といいながら、現状はそうなってないところが多々ありますが。)

■ いろいろなことを試せるようになった段階で、受験勉強と離れて、おもしろそうなこと、興味のあることを掘り下げるチャンスがある、というのは、その後やはりプラスが多い。しかも私学はその環境が割と整っているところが多いので、クラブ活動だけでなく、教育内容にもプラスが多いでしょう。

■ 問題は、受験準備の負担が非常に重くなっていること。この知恵を絞らないと、どうも中高6年のメリットを得る前に子どもの資質に悪影響を及ぼす可能性があります。やはり受験はなるべく楽に、が最も大事なのではないでしょうか。

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規則性に関する問題

2015年栄光学園の問題です。


オセロの駒(片面が白、もう片面が黒の円形の駒)を何枚か円状に並べ、時計回りに2つ飛ばしで裏返していくとき、次の間に答えなさい。
(1)10枚の駒を、すべて表が白になるように並べ(図1)、矢印の指す駒から裏返していきます。例えば、3回裏返すと図2のようになります。

1) 図1の配置から10回裏返すと駒の白黒の配置はどのようになるか、図2にならってかきなさい。
2) 図1の配置から何回裏返すと再び図1の配置にもどるか答えなさい。
3) 図1の配置から2015回裏返すと駒の白黒の配置はどのようになるかかきなさい。
(2)10枚の駒を図3のように並べ、矢印の指す駒から裏返していきます。これを続けていくとき、黒の枚数は最多で何枚になるか答えなさい。また、初めてそうなるときの駒の白黒の配置はどうなるかかきなさい。

(3)何枚かの駒を並べて裏返していったとき、50回で再び元の配置にもどりました。このとき、駒は何枚ありましたか。考えられるものをすべて答えなさい。


【解説と解答】
(1)
1)
表1
から全部裏返ります。
(答え)

2)11回目は1番が白になるので、そうなるとすべてが白になるのにはあと10回かかるので、合計20回です。
(答え)20回

3)2015÷20=100・・・15回ですから、全部黒になってそのあと5回です。表1から白になるのが1、3、4、7、10なので、以下のようになります。
(答え)

(2)下図のように動きます。
表2
このとき3回目で黑が3になることがるので、逆に13回目で黑が7になることになります。
したがってその図は下のようになります。

(3)
10個の場合は、20回で元に戻りました。
すべての駒が2回あるいは偶数回動いて、もとに戻ります。
50回で戻るためには25×2か5×10しかないので、駒の数は25枚か5枚になります。
次に、駒の枚数が3の倍数であるときを考えます。
この進み方では、駒の枚数が3の倍数であるとき、1周するともとに戻ります。
駒の数が【3】枚あるとき、変わるのは【1】枚だけです。これが2回変わればいいので、【2】=50となる数が3の倍数の時に当てはまります。
したがって50÷2×3=75枚のとき、50回で元の位置に戻ります。
(答え)5枚、25枚、75枚

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)
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