月別アーカイブ: 2015年3月

第177回 長い受験勉強のストレス対策を

■ ここのところ、中学受験の塾はスタートが3年生の3学期。それからおよそ3年の間、中学受験の準備として通塾、季節講習、毎月の組み分けテスト、模擬試験といろいろとストレスがかかります。

■ 3年間という時間はやはり長い。中学や高校だと入学してから卒業するまでの時間です。それがフルに受験勉強というのは、やはりしんどい。

■ 実際に緊張感を持ってがんばれるのはせいぜい半年ぐらいです。それまでの2年半は上手に過ごさないと、ストレスで勉強するのがいやになったり、塾に行きたくなくなったりもする。だからお父さん、お母さんが上手にストレスコントロールをするしかありません。

■ 成績や偏差値が気になって、つい勉強しなさい、と言ってしまう方が多いのですが、あまり最初のうちは気にしない方が良いでしょう。

■ 塾は最初からペースを上げます。が、それは元から速い。昔のペースから考えれば、飛び級しているのと同じぐらいですから、ま、ぼちぼち行こうか、ぐらいに考えておいた方が良い。

■ それよりも家族で遊びに行く時間や、スポーツをする時間、友だちと遊ぶ時間も大切にしてください。子どもたちがいろいろな面で成長することが本当は一番大事なのですから。

===========================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

なぜ問題はやさしくなっているのか
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

中等部の漢字
==============================================================

==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村


速さの問題

2015年桜蔭中学の問題です。


A地点からE地点まで540mの直線のランニングコース上にB、C、D地点がこの順にあります。AからBまでの距離は60mでDからEまでの距離は300mです。A、B、C、D地点にそれぞれ(A)君(B)君(C)君(D)君がいます。はじめ(A)君がボールを持っていて(A)君から(D)君まで順にボールを手わたししていきます。ボールを持っているときはどの人も分速150 mで走り、持っていないときは分速80mで歩きます。
 いま(A)君は走って(B)君(C)君(D)君は歩いて同時に各地点をE地点に向かってスタートしました。(A)君からボールを受け取った(B)君は走って(C)君にボールをわたし(C)君は走って(D)君にわたしました。ボールを受け取ってから(D)君はE地点まで走りました。(C)君が(B)君からボールを受け取るまでに歩いた距離と(B)君が(A)君からボールを受け取るまでに歩いた距離の差は89 $$\frac{1}{7}$$mでした。このとき次の問いに答えなさい。

(1)(B)君が(A)君からボールを受け取るまでに歩いた距離を求めなさい。
(2)B地点からC地点までの距離を求めなさい。
(3)(D)君が走った距離を求めなさい。


【解説と解答】
(1)
AとBの間の距離は60mです。(A)君は分速150m、(B)君は分速80mで移動するので、
60÷(150-80)=$$\frac{6}{7}$$分ですから、
80×$$\frac{6}{7}$$=68 $$\frac{4}{7}$$m
(答え)68 $$\frac{4}{7}$$m

(2)
(B)君は68 $$\frac{4}{7}$$m移動したので、C君は68 $$\frac{4}{7}$$+89 $$\frac{1}{7}$$=157$$\frac{5}{7}$$m移動しています。
(C)君は出発してからB君にボールをもらうまでは、分速80mで移動しています。
157$$\frac{5}{7}$$÷80=$$\frac{69}{35}$$分
で、(B)君が(A)君からボールを受け取ったのは$$\frac{6}{7}$$分後です。(B)君がボールを受け取ったとき、(C)君との間の距離はBC間に等しいので、$$\frac{69}{35}$$-$$\frac{6}{7}$$=$$\frac{39}{35}$$分を分速70mで行った距離がBC間の距離に等しくなります。
したがって70×$$\frac{39}{35}$$分=78m
(答え)78m

(3)
540-60-78-300=102mがCD間の距離になります。
(C)君がボールを受け取ったのは$$\frac{69}{35}$$分です。このとき(C)君と(D)君の間の距離は102mですから、102÷70=$$\frac{51}{35}$$分後に追いつくので、D君が歩いた時間は
$$\frac{69}{35}$$+$$\frac{51}{35}$$=$$\frac{120}{35}$$分=$$\frac{24}{7}$$分

したがってD君が走った距離は300-80×$$\frac{24}{7}$$=300-274 $$\frac{2}{7}$$
=25 $$\frac{5}{7}$$m

(答え)25 $$\frac{5}{7}$$m

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)

===========================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

組み分けテストの復習
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

3月3日の問題
==============================================================

==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村


出題傾向が意図するもの

中学受験はすべての学校が独自に入試問題を制作します。したがって、それぞれの学校に特徴があります。これはやはりそれぞれの学校で相当違います。

例えば理科において、実験と結果から何を結論として考えるのかを書かせたり、その結果をグラフにまとめる作業をさせて気がつく点を書かせたりする問題があります。

これは当然入学後、そういう実験リポートをたくさんさせるので、それが苦痛にならないように先に選別しているところがある。

だからこういう傾向はまず変わることがありません。

一方受験校を中心に理科計算を多く出題するところがある。特に女子校でこの傾向のある学校は、女子でも物理、化学に力を入れやがては医学部をはじめとするリケジョを育てたいと思っているところがあるわけです。そういう学校に理科計算は見るのもいや、という受験生が入ってくるとお互いに不幸になる。

だから、最初から「出します」と明確に言っているし、学校説明会でも繰り返し説明します。

良く学校説明会で「過去問をしっかり勉強してください。」と学校が言うのは、その傾向は変えないから、それにしたがって対策して欲しい、と言う意味なのです。

つまりそこには「求める生徒像」が明確に反映しています。だから過去問をやって「合わない」と思うのならば、ちょっと考えた方が良いかもしれません。

もちろんどうしても行きたければそれを克服すればいいだけですが。

===========================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

勉強しない子
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

一次と二次の比重
==============================================================

==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村