月別アーカイブ: 2014年10月

食堂のある学校

私学の場合、お弁当を持って行く学校が多いと思います。

大学付属で近くに同じ学校の食堂があったりすれば便利ではあるものの、普通、中高一貫校1校で食堂を運営するのはなかなか大変です。

学校の食堂ですから、やはり外から人が入ってきてもらっては困る。

しかし、子どもたちがお弁当を持ってくると、当然、食堂の売り上げは上がらないわけで食堂として採算がとれない、ものなのです。

だから施設があっても、お弁当を食べるコーナーになってしまったところもあります。

そんな中で食堂を運営している学校も数は少ないがある。

これはお弁当のことを心配しなくても良い分、大変ありがたい学校でしょう。

本当は学校も大変なのだろうが、工夫を凝らして何とか続けている。

食堂のある学校はやはりちょっと魅力的ではあります。

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粘り強く読む

最近の問題は国語も理科も社会も本当に問題文が長くなりました。

図や資料もふんだんに盛り込まれているし、実際にそこから読み取る内容はさまざまあるので粘り強く読んでいかなければなかなか解けません。

しかし、模擬試験などではあまりそういう問題はみかけない。どちらかといえば、ひとつの問題文はそれほど長くはなく、むしろたくさんの問題を解かせて差をつける、というような形式になっていることが多いのです。

で、この違いは合格判定でも若干の違いを生むことになります。

模擬試験の合格判定は完全に偏差値で行うのであって、どのような問題に強い、弱いは判定しない。

しかし、学校別の出題傾向には違いがあるし、先のように長い文章を粘り強く読んで考えるというような力が本当に診断されているかといえば、そうではないところがあるわけです。

だから脅すわけではないが、合格可能性の判定が高いからといって安心できない部分はあるわけです。

長い問題文を見れば、普通はやる気を失います。え、こんなに長いの?いやだなあ。面倒だなあ。

これが当たり前なのです。だからこそ、慌ててやればもっとできないに決まっている。だから量をやらせてはいけないのです。量をやらせると、間違いなく急ぐから粘り強く読む、ということにはならない。

学校別の出題傾向を調べていって、長い問題文の学校の場合、この粘り強さが合格の決め手になりますから、量をこなすのではなく、ていねいに解いていく練習をしてください。

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気体の重さに関する問題

2014年暁星中学の問題です。


以下の各問いに答えなさい。
次の文章を読んで下の問いに答えなさい。
 気体の名前の後ろの【】の数字は水素の気体の重さを2として同じ体積で比べて何倍重たいかを表したものです。これを『平均の重さ』とよぶことにします。
 地球上にはいろいろな気体があります。空気はほとんどちっ素の気体【28】と酸素の気体【32】からできており、その体積の割合は4:1です。、
 風船にヘリウムの気体【4】や水素の気体【2】を入れると、地球の空気中で浮くことになります。これは空気の『平均の重さ』より小さいからです。
 石油などを燃やすと二酸化炭素の気体【44】が多く発生し地球温暖化の原因と言われています。二酸化炭素は、貝殻などに塩酸をかけて作れます。
 最新の研究では火星の大気はほとんど二酸化炭素でできていることがわかりました。木星の大気は水素とヘリウムからできており、その体積の割合は4:1です。

問1 地球の空気の『平均の重さ』を小数第1位を四拾五入して求めなさい。
問2 地球温暖化によって起こる環境の破壊を次にあげました。[  ]に当てはまる言葉を書きなさい。
   [  ]上昇  [  ]気象
問3 下線の反応で貝殻のかわりに亜鉛に変えた時に発生する気体は何ですか。
問4 木星の大気の『平均の重さ』を求めなさい。
問5 教室内で浮かんでちょうど止まるプラスチック製の風船を作りたいと思います。風船の中に入れる気体は二酸化炭素とヘリウムです。ヘリウムを体積の割合で何%まぜればよいですか。ただし、プラスチック製の風船の重さは考えません。教室内は地球の空気の『平均の重さ』で、二酸化炭素とヘリウムを混ぜても反応しません。割り切れない場合は小数第1位を四捨五入しなさい。


(解説と解答)
問1
窒素が【28】、酸素が【32】で体積が4:1ですから5の体積に対して重さは【28】×4+【32】×1=【112】+【32】=【144】です。
【144】÷5=【28.8】で小数第1位を四捨五入するので、【29】になります。
(答え)
【29】

問2
温暖化に関する問題です。[  ]上昇は海面上昇、[   ]気象は異常気象が入るでしょう。
(答え)
海面 異常

問3
亜鉛に塩酸を混ぜると発生する気体は水素です。
(答え)
水素

問4
水素の重さが【2】、ヘリウムが【4】です。体積の比が4:1ですから
【2】×4+【4】×1=【12】 【12】÷5=【2.4】になります。
(答え)
【2.4】

問5
空気の重さは【29】ですから、これよりも軽くすることになります。

下図のようなてんびんを考えたとき、44-29=15、29-4=25より

A:B=25:15=5:3でつりあいます。
したがって全体の$$\frac{3}{5+3}$$以上になれば【29】よりも軽くなるので、3÷8×100=37.5%から38%以上になります。

(答え)
38%

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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