月別アーカイブ: 2014年2月

第123回 学校を調べる

■ お兄ちゃんやお姉ちゃんがすでに中学受験をしていて、だいたいどういう学校があるか、ということがおわかりになっている場合は良いのですが、初めての中学受験。あまり関東の私学をご存じない場合は、どんな学校が子どもに良いのか、やはり調べなければなりません。

■ とはいっても、結構学校はたくさんある。そこである程度、絞り込んでいきましょう。まずは、通学時間。電車通学は当たり前とはいいながら、1時間を超える通学はやはり子どもにとっては負担になります。だんだん体力がついてくれば多少がんばれるかもしれないが、しかし、クラブ活動もあるし、家で勉強もしないといけないわけだから、やはり1時間以内の学校にしておいた方が良いでしょう。

■ 次は付属校か、受験校か。付属校はそのままエスカレーターで大学に進むことができる学校。早稲田や慶應がそれにあたります。一方受験校は大学受験をする学校。これはご家庭の考え方で決まるでしょう。大学受験はやはりさせよう、ということであれば受験校を選ぶことになります。

■ 共学か、男子校・女子校か。これも本人とご家庭の希望があると思います。最近は女の子が割と共学を希望するので、女子校が共学になってきていますが、やはり数としては女子校が多く、共学校、男子校の順になっています。

■ で、ここまで決めたら、リストアップしてください。ここまでで偏差値を考えていないのは、成績は伸ばすためのもの。どうしても偏差値が高いといい学校と思いがちですが、お子さんに合わない場合もあります。だから、偏差値以外のところでまずはしっかりリストアップして、それからホームページをご覧ください。

■ といっても、ホームページが充実しているところと、そうでもないところがあります。ないところは、塾の資料とかスクールガイドを見ていかなければならないわけですが、リストアップされた中で、校風がお子さんに合うかどうかを考えてください。例えば受験校の場合、大学受験のペースを作るために成績管理を塾のようにやるところもあれば、まったく本人任せという学校もあります。これは調べないとわからない。同じ大学受験校なのにアプローチがまったく違います。これはその学校の考え方で決まっているので、いろいろなスクールカラーがある。これが子どもの性格に合わないとせっかく入学しても学校生活が楽しくない。したがってここが一番大事な選択のポイントになります。

■ よしここを狙おう、という考えがしっかり固まれば、後は合格に向けて成績を伸ばすということで、具体的な作戦が決まってきます。逆にそれが決まらないといろいろなことをやらなければいけないので、新6年生は春休みまでにある程度学校を絞り込んで第一志望はここにしよう、というところまで決めてほしいと思います。

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規則性の問題

2014年ラサール中学の問題です。


整数Aの一の位の数を<A>で表し、一番高い位の数を[A]で表します。例えば17×17=289なので、
<17>=7 <17×17>=9 [17]=1 [17×17]=2です。このとき次の問いに答えなさい。

(1)10個の和<1×1>+<2×2>+<3×3>+…+<10×10>を求めなさい。

(2)2014個の和<1×1>+<2×2>+<3×3>+…+<2014×2014>を求めなさい。

(3)[A]×<A×A>=8となる2ケタの整数Aをすべて求めなさい。


(1)こういうのはやってみる、からスタートしましょう。

最初の10個はこうなります。

1、4、9、6、5、6、9、4、1、0 

したがって合計は
1+4+9+6+5+6+9+4+1=(1+4+6+9)×2+5=45

【答え】45

(2)となると10ずつでこれが繰り返されることになります。
2014÷10=201回ですから、
45×201+1+4+9+6=9065です。

【答え】9065

(3)
<A×A>は、0、1、4、5、6、9のどれかです。かけて8になるのは1か4しかありません。

<A×A>=1のとき[A]=8 Aは2ケタの整数ですから81、89になります。

<A×A>=4のとき[A]=2 Aは2ケタの整数ですから22、28になります。

【答え】
22、28、81、89

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)

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平成26年私立中学受験状況

平成26年の私立中学受験状況が森上先生のサイトで公表されています。

平成26年の私立中学受験状況

森上先生のサイトでは、2月1日の私立中学の受験者総数を毎年経年比較していて、これは速報値ですが、やはり26年は減少した模様です。

この3年間1都3県の公立小学校の卒業生数はそれほど大きな変化はありませんが、中学受験率はここ6年連続で減少しています。

2月1日ですから、東京、神奈川の受験ということになるので、千葉、埼玉の受験で合格して東京・神奈川は受験していない場合もあるでしょうし、公立一貫校の受検の数は当然含まれません。

この学年は東日本大震災がちょうど4年生の時で、中学受験をはじめよう、という矢先に計画停電もあってなかなか不安な日々を過ごした分、やはり中学受験はやめておこうか、と判断されたご家庭も少なくなかったでしょう。

また、公立高校の大学受験の結果が好調だったり、公立一貫校の人気が高まったりして、キャリアの多様性が出てきたのも理由のひとつに上げられるでしょう。

ただ、各受験校の応募倍率を見てみると、それほど簡単にはなっていない、という面もあるので、今後も今年ぐらいの競争率で推移するのではないかと思います。減少していた学校でも、増加がみられるところも出てきましたから、そろそろ底に近づいているのではないだろうかという気もします。

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