月別アーカイブ: 2014年1月

国語の過去問の答え

子どもが重い思いをしつつ、2つの問題集を持ってきました。

「先生、質問があります。」
「はい?」
「こっちの問題集では答えはエなんですけど、こっちの問題集ではアなんです。どっちが正しいですか?」

ある学校の入試問題なのですが、確かに2つの本で答えが違っている。

算数や理科では滅多に起こることではないが、国語では良く起きます。

それぐらい、最近の選択肢は難しくなったのです。

多分作問者としては、ある論理があって(つまり本文中にこう書いてあるから)答えを決めているのでしょうが、国語の読解に関して言えば、当然解釈が違う場合があり得る。

だから、解答を発表している学校は非常に少ないのです。例えば答えがエであったとしても、イもありえるではないか、と塾や保護者からクレームが入ることは充分に考えられる。だから相当自信がないと発表しない。逆に発表された答えは、まあ塾の解答が違うということはありえないとも言えるのです。

私はその問題を考えてアだと思ったので、アだと説明しましたが、一方でエと考える理由も説明しました。塾や出版社が数人の先生を交えて出した結論なのだから、これはそれなりの考え方があるわけで、確かに、こう考えればエもありえる、ということはあるのです。

で、説明した後で、
「で、これはどちらが正しいかどうかは、学校の先生が決めることですが、しかし、その答えを学校が発表しているわけではないので、わからないから、まあ、どちらでもいいということにしておく、しかないね。」
と締めくくりました。

言われた本人は非常に困惑していましたが、こればかりは仕方がない。

だって、学校も「アもエも○」にしているかもしれませんから。

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湿度計の問題

2013年 洗足学園の問題です。


図9は乾湿球湿度計を、表2は湿度表を、表3は気温と飽和水蒸気量の関係を示しています。

(1)乾湿球湿度計の湿球は、ほとんどの場合、乾球よりも温度が低くなります。この理由を説明しなさい。

(2)乾湿球湿度計が図9のような温度を示しているときの湿度は何%ですか。

(3)(2)の状態から気温が5℃下がったとします。空気中の水蒸気量が(2)のときと変わらないとすると、このときの湿度は何%ですか。なお、小数点以下があるときは小数第1位を四捨五入し、整数で答えなさい。

(4)寒い日には、息を吐くと白いものが見えます。この白いものは何ですか。


昨年のこの時期、飽和水蒸気量についてお話をしました。

湿度と飽和水蒸気量

この問題で練習をしてみましょう。

(1)湿球の温度が低いのは、湿球のまわりに水を含んだガーゼがあって、ここで水が蒸発するために気化熱が奪われて温度が低くなるからです。

【答え】
水が蒸発するときに熱をうばっていくため。

(2)図9で見ると、湿球が10℃、乾球が15℃です。したがって表2の湿度表から差が5℃で、乾球が15℃のところを見ると、48%となっています。したがって湿度は48%です。

【答え】48%

(3)(2)の状態から気温が5℃下がると10℃ですから、飽和水蒸気量は表3から9.4g/m3です。
(2)では48%ですが、15℃のとき、表3の値は、12.8gですから、12.8×0.48=6.144gの水蒸気が含まれていることになります。
しかし、10℃では9.4ですから6.144÷9.4×100=65.3・・・より65%が湿度になります。
【答え】65%

(4)寒い日に息を吐くと出る白いものは水蒸気が冷やされて水に変ったものです。水蒸気と答えないように注意しましょう。

【答え】

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この時期はゆったりと過ごす

間もなく、センター試験があるので大学受験生は相当がんばっているでしょう。しかし、これは大学受験生ならではであって、それなりに体力があるからできることなのです。

これは高校受験生も似たところがあるが、小学生にはなかなか難しい。というよりは、それをやらない方が良い、と私は思います。

今は寒い時期だし、子どもたちは疲れれば当然、抵抗力がなくなる。抵抗力がなくなるということは風邪をひきやすくなる、ということなのです。だから、無理はしない。

小学生は、試験直前だからといって無理やり鉢巻しめてやるようなことをしてはいけない。普段通り、というよりはやや普段よりも楽なスケジュールで過ごさせるべきです。

それでなくとも、子どもたちには試験前独特のプレッシャーがかかっています。それはともすればストレスになりやすい。それを乗り越えるだけの体力、経験があるわけではないのです。だから、すこしゆったりとした過ごし方をしていかないと、長丁場である受験は乗り越えられない。

ゆっくりやる分、よりていねいにやるように心がけていけばよいと思います。ミスをなるべくしないように、ていねいに問題を解き、答えをていねいに書くようにする。

それだけでも、数点違ってくる面があるでしょう。入試は1点でも順位が大分違いますから、そういう落ち着きを持った生活を入試前には心がけてほしいと思います。

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