月別アーカイブ: 2013年3月

成績表ばかりを見ない

組み分け試験が返ってくると、いっしょに成績表がついてくる塾が多いでしょう。

どうしても、順位とかクラスとか、が気になってくるでしょう。でも本来、組み分けテストというのはカリキュラムテストの要素を持っているのです。つまり、今月勉強した内容をどのくらい理解できたのかを確認する、という役割があるわけです。

だから、何ができて、何ができなかったか。できないも、いくつか理由があるでしょう。

実は問題の読み違いがあって間違えた、とか。あるいは計算間違いがあったとか。それがなければできた、という問題もあれば、まったく手がつかなかったという問題もあるかもしれません。

それをできるようにすることで、カリキュラムの理解度を深めることができるのです。そしてそこが本来、一番このテストでやらなければいけないことなのです。

とった点数でクラスが決まったり、席が決まったりするから成績が気になるでしょうが、本来は何を間違えたか、どう間違えたかを確認することの方が大事なのです。

ですから、テストが返ってきたら、まず答案を見てしっかり復習しましょう。

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制限時間内に覚える

時々、子どもたちとこんなゲームをしていました。

東京23区ゲーム。

チームを分けて、1チームが23区を1つずつ言っていく。最後まで欠かすことなく言えたチームが勝ち。このバージョンには都道府県名というのもありますし、県庁所在地というのもあります。

やっていくと、最後の2つ、3つが苦しい。

しかし、やはりだれかはひねり出して最後までたどりつきます。で、こういうことをやってみると、良く答える子とそうでない子に分かれます。そうでない子は、やはり覚えていないから、自信がない。だから、だれかにバトンタッチしやすいのですが、しかし、何回か答えを聞いているうちに活性化してきて答えることができるようになります。

良く覚えられない、という子がいますが、でもそういう子もいろいろなことを覚えている。ところが勉強のことになると、途端に自信がなくなる。しかし、覚える経験を積めば、それはだんだん薄らいでいくものです。

例えば年号を10個。今日は10分で覚える。というような練習をします。

「10分後にテストです。テストで満点でないと、再テストです。」

とやると、かなりの子が覚えます。前向きに覚えてやろうとすることと、繰り返し練習することで10分で10個なら、大抵はできるでしょう。そして、これが一番大事なのことですが、やればできる、ということを経験するから、だんだん覚えることに対して消極的ではなくなってくるのです。

もちろん、最初のうちはなかなか覚えられない、ということもあるかもしれませんが、繰り返していけば、時間内に覚えられるようになってくる。時間を決めることで逆に集中力が増しますから、ただ覚える、というのではなく、制限時間内にやるようにしてください。

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天気図の問題

2012年暁星中学の問題です。


次の(1)、(2)にあてはまる天気図を、それぞれ下のア~エより選びなさい。図中のHは高気圧、Lは低気圧、TDは熱帯低気圧を表しています。
(1) 関東や東海で雨が降っている。  (2) 日本海側で雪が降っている。



天気図や気象の問題はここのところ、出題が増えています。低気圧の回転方向なども今年、何校かで出題されていました。
さて、この問題は、天気図をある程度読めていかないといけません。日頃、天気予報の番組では、天気図が利用されて気象予報士の人がいろいろな説明をしてくれているので、それも役に立つかもしれません。

まずアですが、右上に熱帯性の低気圧があります。ここまで北に上っているので多分台風が熱帯性低気圧に変わったものでしょう。一方日本列島は高気圧におおわれていますので、晴れていると考えられます。

イは大きく太平洋高気圧が張り出しています。これは夏の天気の典型でしょう。この図でも日本列島は晴れていると考えられます。

ウは太平洋側に低気圧があり、大陸側に高気圧がありますから、典型的な西高東低の冬型の気圧配置です。この気圧配置では日本海側は雪になるので(2)がこれにあたります。

エは太平洋高気圧とオホーツク海側の高気圧が張り合って、間に前線が出来、中国四国地方に低気圧がありますから、関東地方は雨になっているでしょう。梅雨のころの気圧配置です。したがってこれが(1)になります。

ということで答えは(1)エ (2)ウになります。

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