月別アーカイブ: 2012年8月

力のつりあいの問題

2011年早稲田中学の問題です。


長さ100cmで太さが一様でない棒AB、重さ100gの輪じく(じくの半径が5cm、輪の半径が20cm)、重さがそれぞれ20g、40g、60g、80g、100gのおもり1個ずつを用意し、いろいろなことを調べた。以下の問いに答えよ。

この棒ABを水平なゆかの上に置き、図1のように棒のはしAにばねはかりをつけて、Aをわずかに持ち上げて重さをはかったら30gであった。また、もう一方のはしBについて同じようにはかると、70gであった。

問1 棒ABの重さは何gか。

問2 図2のように、棒ABをP点でつるしたら棒は水平になった。P点は棒ABのはしAから何cmのところか。

問3 図3のように、棒ABのはしAにおもりをつるし、棒ABを真ん中のO点でつるしたら棒は水平になった。Aにつるしたおもりの重さは何gか。

問4 図4のように、輪じくを棒ABのA点でつるした。じくにおもりをつるし、輪に巻いた糸を地面に固定したかっ車に通して手でばねはかりを支えたところ、ばねはかりは5gを示した。また、棒ABをO点でつるし、棒ABのQ点におもりをつるしたところ棒は水平になった。
(1)じくにつるしたおもりの重さは何gか。
(2)Q点につるしたおもりの重さは何gか。
(3)Q点は棒ABのはしBから何cmのところか。


問1 Aをつるしたとき30g Bをつるしたとき70gですからこの棒の重さはその和になります。
30+70=100g
(答え)100g

問2
A:B=3:7ですからPはAから全体の(3+7)分の7のところに重心がきます。
ABの長さは100cmですから
100×7/10=70㎝
(答え)70㎝

問3
Oから右に20㎝のところに重心100gがかかります。それをOから左に50㎝のところでつりあわせるので、
100×20÷50=40gがおもりの重さになります。
(答え)40g

問4 
(1)輪の半径が20㎝ じくの半径が5㎝ですからじくにつるしたおもりは
5g×20÷5=20gになります。

(答え)20g

(2)したがってAには輪じくの重さ100gとおもり20gと5gの合計125gがかかっています。
Oを支点にしたとき、反時計周りの回転力は
125×50=6250

ぼうの重さの回転力は時計回りに20×100=2000なので

6250ー2000=4250 不足します。

おもりは20g、40g、60g、80g、100gですがOからBまで50㎝しかないので、100gしかこの不足する回転力を補えるおもりはありません。

4250÷100=42.5cm がQのOからの距離になるので、50-42.5=7.5

(2)(答え)100g
(3)(答え)7.5cm

になります。おもりの重さと距離がともにわかりませんが、おもりの重さが限られているので、解ける、という問題です。

問題を良く読んで条件を見落とさないようにしてください。

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できるようになってるぞ

勉強するとき

「どうせやったって、できるようにはならない」

と思っていれば、当然、できるようにはならないでしょう。しかし、勉強というのは「できるようになっている」という感覚があれば、やる気もでるし、大変なこともやりきってしまったりするものです。

で、その「できるようになっている」という感覚はどこから生まれてくるのか。

ひとつには自分で感覚的につかむというのがあるでしょう。しかし、一番多いのは「できるようになってるぞ」という言葉をいろいろな人から言ってもらえることで生まれるのです。

だから、塾の先生やお父さん、お母さんが「できるようになっている」という言葉を私はたくさん子どもたちに言ってあげてほしいと思っています。

すべての部分で「できるようになっている」ことはなくとも、いろいろなところで子どもたちは成長しています。不得意と思っている分野がわかってきた、とか、難しい問題に取り組む姿勢が違ってきた、とか、いくつかの場面で子どもたちは成長を示してくれます。

そういうところをほめてあげる。

「できるようになってるぞ」と言われて、いやな子はいません。そして、それを糧にしてがんばる子は多いもの。

この夏休み、成果を実感できるようにするためにも、こういう積極的なことばを多くつかってください。

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第二志望や第三志望の過去問は夏休みにやるべきか?

第一志望の過去問は、夏休みにやりたいところですが、第二志望や第三志望の過去問はどうしましょうか?

もちろんやれるに越したことはないのですが、しかし、第二志望や第三志望はまだこれから変更される可能性がある、ということであるならば、もう少し後でもいい。

第一志望は、なるべく変えない。第二志望以降は秋の成績で決めてもいいが、第一志望は子どもの受験勉強の動機の源ですから、そう簡単には変えてはいけないと私は思っています。

したがって夏は第一志望の過去問だけやることにしても良いのではないでしょうか。

もちろん、もう絶対に受ける、ということが決まっている第二志望以下があれば、やっても全然かまわないところではありますが、しかし、時間が不足してしまう可能性があるでしょう。

それならば、絞ってていねいにやった方が勉強の効果は上がるというものです。

あまり手を広げず、集中して勉強できれば良いのではないでしょうか。

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