月別アーカイブ: 2011年12月

第1回 勉強はおもしろいか?

■ 久しぶりに母親講座を始めます。今回は「なおなお母親講座」。お母さんやお父さんにとって受験のヒントになるようなお話をしていきたいと思います。第1回は「勉強はおもしろいか?」というのがテーマです。

■ 勉強しない子に話を聞いてみると、2つのパターンがあります。

■ ひとつは、他にやりたいことがある。
一番多いのは遊びたい。ゲームをしたい、漫画を読みたい、サッカーをしたい。それが我慢できないから、勉強をしないという子。受験勉強をする、ということには本来我慢が必要ですが、我慢をさせてこないと勉強をしない。
「我慢しなさい」
と突然迫っても、日頃からやり慣れていないから、できない。

■ もうひとつは自信がない。
できない、と思うからやらない。
「わからない」
「わからないなら、勉強しなさい」
「勉強してもできない」
結局、勉強しない。

■ 勉強するようになるためには、まずおもしろくないといけない。楽しくないと続かないのです。
逆に言えば、おもしろくなれば勉強はするようになる、ということだから、具体的に何をやればおもしろくなるのか?ということを考えればよいのです。

それは子どものできること。難しいことをやらせてもできないのなら、まずはできる範囲から、一歩ずつ進むのです。例えば塾のテキストについて、基本問題をまず、がんばってみる。それでできれば、応用に行くのでしょうが、応用問題をすべてやる必要はない。むしろその数を絞って解き上げる経験を多くすることです。

忘れていけないのは、その段階でしっかり「ほめること。」
「あら、できたねえ。すごいなあ。」
と言われて、うれしくない子はいません。

■ それが積み重なって多少とも自信ができた時に初めて「わからない」という過程が楽しくなる。
「そろそろヒントを出そうか?」
「いらない。」
「でも15分たったけど」
「まだ、だめ」
「え、ヒントを言いたい」
「だめ、先生、黙ってて」
という子は伸びます。
でもこの子はどうして「わからない」が楽しくなっているのでしょうか? 自分ができる、という自信が多少あるから、解こうとしている。僕でもできる、と思うからがんばるんです。

■ まず自信をつける。僕はできるんだ、と多少思うようにならないと、先に進みません。だからカリキュラムをこなしていくだけではだめ。これは特に3・4年生の時には、「ほめて」「自信をつけて」ください。
塾のテストはそれからで充分。塾に入ったはいいが、できない、わからない、では塾に行きたがらなくなります。少なくとも「まずは塾に行くのが楽しい」と子どもが思わないと、この長丁場はしんどくなるだけです。


6年算数頻出問題精選ノート(田中貴)
6年算数頻出問題精選ノートサンプル

「中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子」

理科重要問題ノート
理科重要問題ノートサンプル

正月のお休み

冬期講習が本日で、終了して、次は1月の3日から、というところもありますね。
5年生以下は今日ぐらいから正月休みに入るでしょう。
正月休みは、やはりお休みですから、ずーっと勉強している必要はありません。

5年生のみなさんは、来年はなかなか大変な冬休みになるでしょうから、今年は楽しんでください。

ただし

この冬期講習の復習や宿題はしっかり取り組みましょう。正月明けからまた講習が始まると思いますが、その理解を深めるためには前半で習ったことを復習することが大事です。
特にできなかった算数や理科の問題はしっかり解き直しておくこと。

これから問題はどんどん難しくなっていきますので、とにかく復習をしっかりやる。これが学習のポイントです。
一度やった問題が、できない、というのはやはり復習が足りない。

別にすべてのパターンを網羅しなくでもいいのですが、経験値は上げていかないといけない。
だからできなかった問題をできるようにする、ということを曖昧にしてはいけません。

残り1年で受験を迎えますから、ここからは本当にていねいに勉強していきましょう。


「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)

6年算数重要問題精選ノート(田中貴)

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

自分のできる問題から

過去問でも、入試問題でも、これからの時期は自分のできる問題からやる、ということを心がけてほしいと思います。

入試は満点をとらなくても合格します。ただ、合格点はとらなければいけない。

ということは、自分ができる問題は確実にとる。その積み重ねが、合格点につながるのです。

これはできる子に多いのですが、1番から順番にやる。そして3番ぐらいは勝手にやさしいと思って、それにこだわってしまったりする。しかし、3番がやさしいと限っているわけではありません。

特に受験校は、この時期から自分のできる問題を見分ける力を見ているところがあるのです。だから最初の方でも難しい問題を出したりする。これはやさしいはずだ、にはまってしまうのです。

ですから、自分ができそうな問題というのを見分ける力、これも大事な力だと思って練習してください。

入試では捨てる問題があってもいい。

全体の7割しか手がつかなくても、それが全部できればちゃんと70点、合格点になるのです。

自分のできるところを確実に得点する。試験までの時間、その意識をしっかりもって勉強を続けてほしいと思います。


6年算数頻出問題精選ノート(田中貴)
6年算数頻出問題精選ノートサンプル

「中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子」

理科重要問題ノート
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