月別アーカイブ: 2009年5月

第49回 コミュニケーション

中学受験は、子どもたちにとって初めて自分で勉強して準備するものですから、子どもたちの努力の水準がきわめてあいまいで、また親が考えるものと大きくかけ離れる可能性があります。

親としては、このくらいやって当たり前だろうと思うことが、子どもには途方もないことに見える。

また親がまだまだ、と思っていても、子どもたちにとっては一杯一杯の努力だったりするものです。

親は自分の受験経験から照らして、このくらいがんばらないと受からないという思いがあります。しかし、子どもたちにそれはありません。ですから、すれ違いがおこる。
親は子どもの勉強の姿を見て、腹をたて、子どもたちは理解のない親だと嘆く、まあ、こういう図式がどの家庭でも見られるのではないでしょうか。

したがって、親と子がよくコミュニケーションをとらなければいけません。親としては、このくらいやって、当然だ、と思うことがどうして、そうなのかも説明してあげる必要があり、子どもたちもそれがなぜ無理なのか、説明する機会がないと、子どもたちはただ「やらされる勉強」に終始してしまうことになります。

「やらされる勉強」は決して効果をあげません。「終わればいい」「答えればいい」ということになって、本当に必要な「理解する」という目標からかけ離れてくるからです。

成績が上がらなかったり、親としてこの先に不安を感じたら、まず子どもたちとよくコミュニケーションをとることだと思います。ただし、一方的にいろいろと押し付けるのは絶対にだめです。あくまでコミュニケーションですから、子どもたちの話もよく聞いてあげ、そのことから子どもたちのモチベーションを上げる工夫をぜひしていただきたいなと思います。

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第48回 理科だって、式を書く!

6年生は、いま、力のつりあいが始まっている塾が多いのではないかと思います。

てこ、ばね、滑車、輪軸とテーマはいくつかありますが、計算問題は算数と同じ、だから式を書ききることが大事です。

つりあいですから、回転力がつりあう、上下の重さがつりあうということなので、等式が成り立ちます。

だから式を書ききることが大事なのです。わからない数をAとおいてもいいし、Xとおいてもいいでしょう。
そして、そこで成り立つ等式を考える。どこかがつりあえば、つりあいの等式ができるのです。あとはそれを解けばいいわけで、その結果としてAやXを求めていければミスも減るし、理解も深まります。

面倒に思って式を書かないと、ミスをするし、途中でわからなくなることが多々あります。理科計算も算数といっしょ。しかも、後からどう考えたのか、確認ができるのがメリットです。

入試は得点力の勝負。いかに、ミスを減らすかも大事な対策のひとつです。

式を書ききる練習をしてください。

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第47回 まずは復習できるノートを

子どもたちのノートを毎回の授業でのぞいています。

これは学年に関係ないことで、6年生でもいったいどうやって復習できるのか、疑問が残るノートを書いている子もいれば、5年生で実に見事なノートを書いている子もいるのです。

授業を受けて、一番大事にしなければいけないのは復習。

何をならったのか、どこがわかって、どこがわからないのか、その復習が、授業での成果を決めます。復習をきちんとしけいけば、それなりに残ることが、いったい何を習ったのか、よくわからないノートでは復習もままならず、結局積み残しが増えていくだけなのです。

少なくとも塾に通うようになったら、ノートはとってくるんだということをしっかり意識させなければいけません。問題を解く、理解する、その前提にノートを後で読んでわかるということが大事なのです。

字がきれいであることはもちろん大事なのですが、とにかくある程度読めれば、復習はできます。

復習ができない、というノートを書いているうちは、成績向上はあまりのぞめないでしょう。

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