月別アーカイブ: 2008年6月

来週の学校行事

6月22日(日)
九段中等教育 学校説明会
京華女子 オープンキャンパス
桜丘 学校説明会
日本工業大学駒場 説明会
文京学院大学女子 学校説明会
武蔵工業大学付属 オープンスクール
立正 オープンスクール

6月23日(月)
麹町学園女子 ウィークディ説明会

6月24日(火)
横浜雙葉 学校説明会

6月25日(水)
開智 学校説明会
玉川学園 授業参観
東京純心女子 学校説明会

6月26日(木)
聖学院 学校説明会
独協埼玉 オープンスクール

6月27日(金)
芝浦工業大学 オープンキャンパス

6月28日(土)
足立学園 オープンキャンパス
かえつ有明 学校説明会
鎌倉女学院 キャンパス体験
攻玉社 学校説明会
佼成学園 施設見学会
十文字 中学入試説明会
淑徳巣鴨 学校説明会
聖セシリア オープンキャンパス
聖ドミニコ 体験授業
世田谷学園 オープンキャンパス
玉川学園 体験授業
東海大学菅生 オープンスクール
東大付属 学校説明会
東京電機大付属 学校説明会
東洋英和 オープンスクール
横浜女学院 学校説明会
両国 授業公開
和洋九段女子 ミニ学校説明会

詳細は各校ホームページをごらんください。

第27回 重要な1,2年生時の準備

 最近は塾に通う年令がだんだん早くなってきました。1年生や2年生から塾に通い始める子供たちも決して少なくはありません。しかし、本当は塾に通うよりも大事なことがあります。それは自学自習の習慣をつけるということです。塾に通うことが、このきっかけになるのであれば、それはそれで大変効果があるでしょう。しかし最近の保護者のみなさんの話を聞いていると、「塾に出しておけば大丈夫」という考えがあるようです。それは決して正しくはありません。

 低学年のときに最も大事なことは、四則計算の練習や漢字の練習などを地道に繰り返すことなのです。ただ、子どもたちはまだ幼い分、指導者がほめてあげさえすれば、この地道な練習にも積極的に取り組んでくれます。ただ、最近の小学校ではあまりこの地道な作業を繰り返すことをしなくなりました。

 陰山先生の百ます計算は、大変優れたメソッドです。まず、子どもたちの基礎力をしっかり身に付けるために、1枚の表を埋めるという作業をすることで、繰り返し計算の練習をさせていることです。ただ、これも指導者が子供たちのモチベーションを十分に引き出し、かつ家庭でも繰り返し練習するということができなければいけないのです。

 家でもしっかり自分で勉強する習慣をつければ、そんなに早く塾に行かなくても中学受験の準備をスタートさせることができます。逆にそれができなければどんなに早くに塾に行かせても、結果として成功する確率は低くなるでしょう。

 ところが、1年生や2年生のときは、「まず遊べ」という議論が何となく優先されているように思うのです。これは間違い。むしろ1年生や2年生のときから、少なくとも1時間、家で勉強することが当たり前であるという習慣を作る必要があるのです。もちろん遊んではいけないという話ではありません。子どもたちはこの頃、遊びを通して、人との付き合い方やコミュニケーションの方法を学びます。したがって友だちと外遊びをする時間はとても大切なことです。ただ、最近は私達が子どものころと違って、外遊びをする空間が少なくなってきました。私が子どものころは、空き地もありましたし、ちょっと冒険に行こうとすれば、小さな森もありましたが、今の子どもたちにはそんな場所は与えられていません。したがって、だんだん引きこもりがちになり、子どもたちがテレビやゲームで内遊びをするようになってきているのです。これはあまり良い傾向ではないというので、文部科学省も子供たちの放課後の居場所を学校に置いて、小学校のグラウンドやその他の施設を使ってみんなで遊ぶことを奨励しています。これはこれでよいことだと思いますが、ただこの時間は徹底的に遊んでいるので、勉強するということはあまりありません。最近は学童保育も学校で一体となって行う自治体が増えてきましたので、そうなると放課後はすーっと遊んでいることになります。お母さんが帰ってくるころにはもうへとへとになっていて、勉強どころではない。宿題をあわててやらせて、今日一日がおしまい。ということになってしまっているケースが少なくないのです。

 しかしこれでは子どもに本来備わるべき基礎の力がつかないのです。先日あるお母さんから相談のメールをもらったのですが、やはり低学年のころ、漢字の練習をあまりしなかった。したがって今になって、不十分なところがいっぱい出てきている。しかし4、5年生になると、そういう反復練習はあまりやりたがらない。だから、なかなか漢字が書けないという相談でした。こういう場合、仕方がないので、何らかのモチベーションを持ってもらって漢字の練習をするしかありません。私は家族揃って漢字検定をお薦めしました。これはこれで家族で競い合うこともできるし、子どもが楽しく漢字の練習をするという意味ではひとつの方法ですが、実際には1年生や2年生で反復練習をする機会を使った方がよいのです。

 この頃の子どもたちは「できる」ということに対して大変敏感です。同じ漢字を20回書くということを課したとしても、20回書こうと思えば、誰でも書けるわけですから、みんながんばります。その結果をとにかくほめる、「よくやった、すごいねえ」と言ってあげることで、さらにやる気が増してくるのです。この機会を逃す手はありません。例えば1年生の漢字なんかは半年ぐらいまでで覚えられる子がいるでしょう。こういう子どもたちの意欲は、カリキュラムなんかで押しとどめる必要など何もないのです。どんどん難しい漢字を練習してもらってかまわない。漢字検定に挑戦するのも楽しい経験になるでしょう。

 中学受験で、入れたい学校に入れるためには、まず自分で勉強できるという習慣をつけていかなければなりません。そのためには基礎的な学力を低学年のうちにしっかりつけておくことが必要なのです。これがしっかりできていれば、早くから塾に行く必要はありません。逆にこのことが出来ていないと、塾に行っても基礎がしっかりしていないために、勉強が遅れがちになったり、子どもが自信を失ってしまうケースがあるのです。

 働いているお母さん達にとっては、確かに大変なことではありますが、30分でもいいですから、子どもといっしょに勉強する時間を作ってあげてください。

第9回 得意科目をのばそう

中学受験では、算数、国語、理科、社会の4教科を学習します。みなさんは、どの科目が得意ですか。
中学受験では算数が得意な人が有利です。合格者平均点と不合格者平均点の開きが一番大きいのが算数だからです。算数で高得点をとると、全教科の合格点でかなり高い方になりますから、合格しやすくなります。ただ算数があまり得意ではない人の方が多いかもしれませんね。
だから、算数を勉強しなければいけないのですが、得意でないとあまりやる気になりません。できないと時間がかかるし、やっていてもおもしろくないからです。
 そこでまずは得意科目を伸ばしましょう。受験は4教科で受けるものですから、どの教科もそれなりにできる必要があるので、できそうなところから始めるのです。例えば社会が得意な人はまず社会からやっていきましょう。歴史が好きなら歴史の勉強をがんばってやりましょう。元から好きなこと、おもしろいことというのは集中してできますから、時間も効率よく使えます。その結果、勉強の仕方がだんだんわかってくるのです。例えば覚えなければいけないことは、どうやって覚えるか。好きな科目であれば自分で覚え方を工夫できます。さらも結果が出てくるとがぜん自信がでてくるのです。
そうなるともうしめたもの。今度はあまり得意でない科目にもこれまでの勉強法を応用して、挑戦してみてください。