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2008年中学入試を振り返って

だいたい大手塾の今年の総括がまとまったようです。いくつか手元に資料がありますが、毎年利用している四谷大塚のデータを見てみましょう。

とはいっても、昨年に比べてだいぶフォーマットが変わっているようですが。

平成20年の受験者は52500人。募集定員41932人、まあ42000人。

私の感覚からいうと受験者数はもう少し少ない予定だったのですが、ほぼ横ばいという感じのようでした。昨年は52000人というまとめだったので、まあ、あまり変わらなかったと思います。

出願総数は昨年が316000人、今年が309500人。これは減少していますから、一人当たりの出願数が減少したということが言えそうです。

みなさんが割と慎重に受験校を検討し、受験する学校をある程度絞ったということでしょうが、しかし6.08校→5.90校という話になると、まあ、これもそんなに代わっているわけではないでしょうか。

ただ傾向として2月1日を割りと確実な線で選び、後半の日程でチャレンジする層が増えてきているようです。

2月1日はどちらかといえば、第一志望がくる生徒が多いはずなのですが、実際に今年は多くの学校で昨年よりも減少しています。むしろ堅実に1日を選んだということでしょうか。それでも倍率は3倍~4倍程度ですから、難しさはそう変わらないという印象を受けます。

僅差の勝負という点では今年も同じということでしょうが、中学受験が実質的になってきたということでしょう。

ただ、今後は公立中学、公立高校の流れも変わってくるでしょう。今までは、「公立は不安」という一点だったと思いますが、公立中学選択制度も進んでいますし、公立高校も少しずつではありますが大学受験の実績を伸ばしつつあります。

何が何でも中学受験、というわけではありませんから、お子さんの状況に合わせて進んでいってほしいと思います。

第50回 カレーライスに関する問題 

下の材料を使ってカレーライスを作りました。

材料
(1)タマネギ (2)ニンジン (3)ジャガイモ (4)ナス (5)豚肉 (6)バター (7)市販のカレールー

1 次の(ア)~(エ)を調理する順番に並べなさい。
(ア)水を入れて煮る。
(イ)カレールーを入れて煮込む。
(ウ)野菜と肉を食べやすい大きさに切る。
(エ)バターでいためる。
(オ)ご飯の上に盛り付ける。

2 1 の(イ)に適した火を次の(カ)~(ケ)から1つ選び記号で答えなさい。
(カ)種火 (キ)弱火 (ク)中火 (ケ)強火

3 問題省略

4 野菜を切った包丁をそれぞれそのままにしておきました。白いものが一番多くでてくるのは、どの野菜を切ったときですか。材料の(1)~(4)から1つ選び記号で答えなさい。

今年の春の慶應普通部の理科の問題です。

この後、タマネギをたてとよこに切ったときの切り口の図を書いたり、(1)~(4)の中で花の形が似ている野菜はどれですかなどという問題も出されていますが、この1、2は理科の問題というよりは家庭科の問題かもしれませんね。でも、こういう生活感のある問題もよいのではないかと思います。

お母さん、子どもにカレーライス作らせてますか?

(解答)
1 ウ→エ→ア→イ
2 キ
4 (3)

第19回 分数の計算

分数

新5年生で分数の計算が始まっています。これは3つの帯分数の計算の例ですが、要はどこまできちんと式を書き、確認をしていくかという習慣をつけられるかにかかっています。分数の計算、小数の計算は大人がやっても当然面倒です。しかし入学試験において、この計算力がしっかりしていないとミスが多くなり、合格に結びつきません。

計算練習というとたくさんの問題を解くイメージがありますが、それよりも
(1)きちんと式を書く。
(2)前へ進むときに一度確認する。
という2点をしっかり身に着けるように練習することが大事です。

割合や比を5年生で学習する塾が増えましたが、その割に計算力がしっかり身についていないことが多く、これが算数のつまづきの元になることが少なくありません。

しっかり練習しましょう。