4月1日から2年ぶりで朝日小学生新聞に連載をすることになりました。
「ゴリラ先生のレッツ合格」という子供向けのものですが、機会がありましたら、ぜひご覧ください。
毎週火曜日に掲載するそうです。
月別アーカイブ: 2008年3月
果敢なる闘士たれ、そして潔き敗者たれ
先日、ある学校の卒業式で、来賓の方がこのことばを卒業生に贈っておられました。この原典は小泉信三さんで、「練習は不可能を可能にする」など慶應義塾の塾長でありながらまたスポーツにおいて深い造詣のあった方です。
潔き敗者というのは、30%の力で勝ってもあまり意味はない。全力でぶつかってそれで負けてもその方がその人にとっては得るものが多いと話をされていましたが、潔き敗者ということばが耳に残りました。
中学受験というのは、当然合格をめざしてがんばるわけですが、実際の入試は落ちる子の方が多い。したがって昨今は多少安全に受験していこうという傾向が見られるようです。ただ、子供たちにとっては、最初に自分の力で突破しなければならないものですから、ここでの姿勢というのは、子供の今後に大きな影響を残します。
その意味で、志を高く持つということは重要なことのように思います。もちろん、安全校があっていいのですが、やはりこの学校を狙おうという意思が必要なのではないでしょうか。
「落ちたら」かわいそうというのではなく、負けて得るものも大きいと考えるのも必要なことだと思います。
難しい問題はいらない?
塾のテキストやカリキュラムというのは、入試に対応するということがひとつの命題です。ですから、新しい傾向の問題が出たり、新たな分野として切り分けたりする必要が出てくるので、数年に1回カリキュラムを変更します。毎年、少しずつ変えるところもありますが、しかし減らすことがあまりない。
したがってどんどん増えるという傾向にあるのです。
だから5年前、10年前と比べてみると、ずいぶん増えていることになります。
で、問題はそれを全部できる子がどのくらいいるのか?とそれがどの学校にも必要なのか?という点。
もちろんそうではないわけで、したがって第一志望を決めることである程度、やるべきことがしぼられてきます。
勉強を効率的に進めるには、第一志望を決めることが一番です。ところが多くは、成績がある程度出てから決めることが多いのです。しかし、やはり目的があるから、勉強もがんばるというのが普通ですから、子どもの力を引き出すという意味でも第一志望を早めに決めることは大事なことです。
第一志望が決まると、学校によって難しい問題は必要なくなります。
土台、中学受験の範囲は小5から中2まで約4年分に広がっていますから、いかに効率的にやるかを考えていかないと、自信を失ってしまうでしょう。
何が必要な勉強なのか、しっかり見極めないと、思わぬ遠回りをしてしまいますから要注意です。
