日別アーカイブ: 2006年12月1日

直前の学習法(2)

今日も、ある子の模擬試験の結果を見ていて
「あとは理科と社会じゃないか」といいました。直前の勉強で確実に点数があがるのが、漢字、そして理科や社会の知識部分です。

ここから2ヶ月がんばって知識の幅が広がってくると、得点力がぜんぜん違ってきます。

暗記はとにかく繰り返すこと。決まった参考書、ノート、とにかく覚えることを繰り返す。ここがまず大事です。

「3回終わったのですが」とあるお母さんに言われましたが、それでおわらせてはいけないのです。また繰り返す。満点とっても忘れるかもしれない、だから試験までこのペースは変えてはいけません。(そこまでできるようになるだけでも大変な努力ではありますが。)

それと同時に入試問題、過去問をやりながら知識を確認していくのです。そしてできなかった問題は復習する。知っている知識であっても、問題の形式によってはわからないことはあるものです。ですから、なるほどこれが答えなのか、ということをしっかり認識してもらう必要があるわけです。

これ以上のことはやる必要がありません。とにかく黙々と繰り返してください。

いいですか、繰り返しです。だって、覚えたと思ってもすぐ忘れるのが人間ですから。人間は忘れるようにできているのですから、しょっちゅう確認していく必要があるのです。

第16回 スランプ

この時期になると、今までできていたことができなかったり、成績が下
がってしまうことがあります。

いわゆるスランプ。

原因はいろいろですが、多くの場合は心理的原因。

 その代表的なものはプレッシャー。ここまでのんびりしていた子供たちが
、いざ試験1ヶ月前になって、「落ちたらどうしよう」と思い始めるのです。
 だから試験でついあわててしまったり、いままでちゃんとやっていた検算
をやらなかったり、つまらない読み間違いをしてしまうのです。

 だから学力はどこかに消えたわけではなく、子供たちにはちゃんと備わっ
ています。

 問題はその力を発揮させる方法。

 まず心理的なプレッシャーを取り除くことが大事です。

 子どもたちは落ちるのがこわいのです。最近は受験する子どもたちが増え
ました。友達が合格したのに、自分が落ちたら、そういうことを考えれば考
えるほど、焦りが生まれるのです。お兄ちゃんやお姉ちゃんが合格している
と、これもまたプレッシャーの原因になるでしょう。

 ですから落ちることを心配させないようにするのです。つまり合格するこ
とだけを考えさせるのです。合格したらどんなクラブに入る、そういうプラ
スイメージをしっかり持たせる必要があります。

 次にやるべきことはほめることです。私はこの時期になると、「でもでき
るようになったよねえ」と必ず言うようにしています。そんな一言が子ども
たちにとっては大きな力になることが多いのです。ここまできたら、本人の
力が思い切り出るように仕向けていかなければなりません。だからこそ、ほ
める、多少図に乗ってもいいからほめることです。

 もしプレッシャーがかかって、ミスが増えたら?やさしい問題をゆっくり
やらせましょう。できるはずです。(繰り返しになりますが、力はどこにも
行かないのです。)そしてほめてください。「ほら、できるじゃない」この
ことばが子どもたちを救います。

 お父さん、お母さんがあわててはいけません。