月別アーカイブ: 2006年8月

「本当にやる気、あるの?」

先日、あるお父さんと話をしました。

彼は仕事が忙しく、なかなか子どもの受験に関わることができません。
その分、お母さんががんばっているのですが、だんだん親子関係が
エキサイトしていくのが気になっています。

「家内と娘のやりあいは聞いていて、そばによりたくない雰囲気なんですよ。」
とそのお父さん。何か口を挟もうものなら、奥さんの反撃は今度はご主人に向いて
くるそうです。

「もう、さわりようがないというか、自業自得なんですけど。」

熱くなっているお母さん、気をつけてください。ついつい力が入ってしまうのはわかるのですが、どこかで「冷静な部分」を持っていてほしいと思うのです。

最近、いやな事件が多くなりましたが、子どもたちは決して精神的に十分成長しているわけではないので、その分大人がしっかり子どもたちの気持ちや状態をしっかり慮ってあげる必要があるのです。ところが、実は親が子どもに甘えている、親の苛立ちをそのまま子どもにぶつけてしまう、そういうことが積み重なることは子どもたちにとって決して楽しいことではないのです。

確かに中学受験は結果を求めるものです。子どもたちの様子を見ているとつい
「本当にやる気、あるの?」
と言いたいこともあるでしょう。だからといってあまりに子どもたちを追い込んでしまわないように気をつけてください。

どこかで親が心に余裕を持っていないと、かえって結果は出ないものです。

学校別特訓(2)

合宿、学校別特訓の流れでこのお盆休みに自分で過去問の学習ができるようになることが、ひとつの目標でしたが、その結果、だいぶ早いペースで学校別の傾向を理解できてきています。

「これが出るんだよね」
などという勝手な分析も出始めていますが、この時期当然のことながら、吸収した知識の整理がままならず、混乱も始まります。

今月末には夏休みのまとめのテストがありますが、往々にしてこの成績がふるわない子どもたちが多いものです。親としては「あんなにやったのに」という気持ちになるものですが、しかし、心配は不要。ここからだんだん整理されてきて、自分の力になってくるものです。

秋の学習のポイントは
(1)復習
(2)過去問
(3)知識の暗記
になります。例えば電気などは、夏休みに学習してわかったつもりになっても実際に問題にあたってみると、やはりできないということが多いもの。がっかりせず、その問題をていねいに復習することによって、力が磨かれていきます。

私の実感ですが、やはり子どもたちの力はこの夏をふまえて、秋に伸びたなあと思うことが多いです。

これからもていねいな学習を続けてください。

学校別特訓(1)

子どもたちと合宿、学校別特訓を通じて過去問を解いてもらいながら、それぞれの問題点と解決方法が見えてきました。

そんな中、実は社会の出題はずいぶん変わってきています。
例えば地理の問題でいえば、何々平野に何々川がながれている、あるいは何々盆地は何の栽培が盛ん、というような問題を考えがちですが、そうではないのです。

最近一番多いのが、やはり環境問題、BSE、日本の産業構造の変化などです。1980年代の円高を背景に、生産施設を海外に移す一方、液晶プラズマテレビなどの高性能製品は国内で生産されている、などというような話も問題にでてきています。

時事問題といえばそういえないこともないかもしれないが、小学生が現代社会についてどのような問題意識を持っているか、という出題が増えているのです。

テキストを勉強して、何々米は何々盆地などの知識を覚えても、実際に入試問題にあたると「あれ?」ということがおこるはずです。
ですから、早めに志望校の出題傾向を知っておかれることを強くお勧めします。

一方、歴史に関しては、聞かれる内容はやはり決まっているという感じがします。細かいことよりも、むしろ歴史の流れをしっかりつかむ必要があると思います。
鎌倉幕府の次は何幕府?
このつながりは大事ですね。