学校別特訓(1)

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子どもたちと合宿、学校別特訓を通じて過去問を解いてもらいながら、それぞれの問題点と解決方法が見えてきました。

そんな中、実は社会の出題はずいぶん変わってきています。
例えば地理の問題でいえば、何々平野に何々川がながれている、あるいは何々盆地は何の栽培が盛ん、というような問題を考えがちですが、そうではないのです。

最近一番多いのが、やはり環境問題、BSE、日本の産業構造の変化などです。1980年代の円高を背景に、生産施設を海外に移す一方、液晶プラズマテレビなどの高性能製品は国内で生産されている、などというような話も問題にでてきています。

時事問題といえばそういえないこともないかもしれないが、小学生が現代社会についてどのような問題意識を持っているか、という出題が増えているのです。

テキストを勉強して、何々米は何々盆地などの知識を覚えても、実際に入試問題にあたると「あれ?」ということがおこるはずです。
ですから、早めに志望校の出題傾向を知っておかれることを強くお勧めします。

一方、歴史に関しては、聞かれる内容はやはり決まっているという感じがします。細かいことよりも、むしろ歴史の流れをしっかりつかむ必要があると思います。
鎌倉幕府の次は何幕府?
このつながりは大事ですね。

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