月別アーカイブ: 2006年2月

あさっては都立入試

中学入試が終わり、その後私立高校の入試が続き、そして23日が東京都立の
一般入試日です。

今年は全日制で願書を取り下げた人数は2,542人(応募者の6.1%)で再提出した
人数は2,525人でした。最終応募倍率は1.42倍で前年度(1.42倍)と変わってい
ませんが、普通科の倍率は1.46倍と前年度の1.42倍より上がっていますし、受検
棄権率は年々下がってきているので今春の都入試は厳しくなりそうだと予想され
ています。

最高倍率は日比谷男子。ここ数年日比谷の人気はうなぎのぼりです。女子も人気
が高く、都立では抜きん出た存在です。

都立高校入試ではやはり内申点がものをいいますから、すでに日比谷をはじめと
するトップ校を受験する生徒は最終出願段階で絞り込まれてきます。
ですから倍率は少なくとも、受験生の差はきわめて小さいといえるので、ちょっ
としたミスがやはり大きな差につながってきます。

いよいよ、受験日ですから、最後、気持ちを引き締めてがんばってもらいたいと
思います。

中学入試はやや過熱気味です。

今年は受験生が増加し、なかなか厳しい入試でした。
2007年もこの傾向は続くものと思われますが、昨日、あるお父さんからこんな
話を聞きました。

「うちの小学校はそれほど、受験熱が高くはないと思っていたのです。兄の
時は30人学級で4人が中学受験をしたのですが、4つ下の弟の時は、11人。
びっくりしました。ちょうど兄の時の偏差値表があったので、比べてみると
偏差値が上がった学校がずいぶんあって、大変になったんだなあと実感しま
した。」

うちの娘の受験がちょうどお兄さんと同じころで、このときは確かに受験生が
少なかったのです。大喪の礼の影響もあって、学年人口も減っていました。
ところがその後、少子化の傾向は続いているものの、受験率はずっと上昇して
いて、受験者数は定員をはるかに上回っているように思われます。

ただ、こうなるとバブルみたいなもので、受験準備がだんだんエスカレートし
ていきます。

これには十分注意してください。

最後は親がストッパーです。「そこまで、無理しなくてもいい」という気持ちは
しっかり持ってください。塾は当たり前ですが商売ですから、売れた方がいいに
決まっています。

以前にもこういう時期があって、1週間に6.7日塾に行く子がいたものです。
無理にやらせたところで、受け入れる子どもにも限界があるわけですから、無理を
させないようにしてください。

考える力

新しい学年が始まって、また何通かメールを頂戴しました。

その中で、問題数がこなせないというご相談がありました。今は、新学年
にあがったばっかりで、まだ新しいペースに慣れていないとはいえ、1週間に
こなさなければならない問題が増えているのは確かでしょう。

ただ、これをすべてやらなければ力がつかないのかといえば、そんなことは
ありません。むしろ、一問一問ていねいに考えられれば良いと思うのです。

しっかり考えれば、多くの問題をいい加減に解くよりも明らかに考える力
や問題処理能力は身につきます。どのくらいやればそれが身に着くかは
個人差がありますが、だからといってやりきれない量をこなそうとすれば
自ずと限界があるはずです。

終わらなければ、やはり塾の先生と相談して、分量をある程度しぼる工夫
が必要だと思います。