2027年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

テストで式を書ききる練習をする

5年生以下はまだまだ、組み分けテストが続きますが、点数をとろうとするあまり、算数で式を書いていない子が多いでしょう。

ちゃんと式を書かないと、というと、それでは間に合わない、という子がほとんどなのですが、実は式を書いた方が速いのです。

これは、確認しながら進んで行くからで、回り道をしないし、ミスが少ない。だから、速くしかも確実に解ける。

ところが、これを知らない子がほとんどなので、だから、式を書かない。

でもちゃんとできる子たちは当然の如くやっているのです。

だから点数を気にせず、テストで式を書ききる練習をしましょう。

そうするとだんだん速く解けるということがわかってくると思います。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
とれるところを確実に






結局、塾は競わされるところ

多くの塾が1クラスの生徒数を15名ぐらいに絞ってきて、だからきめ細かく指導ができる、というようなことになっているようなのですが、実はそうでもない。

というのも、勝手にカリキュラムを変えるわけにはいかない。

だから、「このクラスは全体的に遅れているから、もう1週間、このテーマをやろう」ということにはならないのです。

また、クラス分けがあるから、クラスの中の競争以上に、全体の競争にさらされるから、自分のペースで、ということにはならない。

それが良いと思われていると思うのですが、そうではないのです。むしろ近年は弊害の方が多い。

つまり弾き飛ばされた子どもたちは、自信もできないし、モチベーションも上がらない。

なので、これはこぼれそうだ、と思ったところから、違う手を考えないといけないのです。ただ、日本人は同質性を重んじるところがあり、ここにいないと受からないと思いやすい。

その結果、本当に塾の「お客様」になってしまいがちではあります。

逆に塾にとっては、勝ち残った子どもたちに力を入れれば合格実績は稼げるという仕組みになっていて、圧倒的に塾側の論理になっている点はよく考えてみられるとよいかもしれないと思うのですが・・・。


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
算数の力をつける2ステップ学習法


中学受験 算数オンライン塾
12月30日の問題






なぜ塾はそんなに急がせるのか

今年も6年生から預かった子どもたちが、やはり急ぎの虫にせかされて、ミスを多発して、大変でした。

これまで塾に通っていて、とにかく急いで解け、と言われ続けているのですが、やはり弊害の方が大きい。

ただ、塾はペースが決まっていて、今週はこの内容を教えなければいけない、ということになっているのです。

子どものペースに合わせていては、全然間に合わない。しかもさっさとできる子もいるわけだから、当然授業のペースは上に合わせる。

結果として、落ちこぼれるようにできているのです。

本当のことを言えば、ある程度基礎ができるようになるまでは、本人のペースでちゃんとできるようにすることが大事なのですが、塾はそんなことは言わない。

あとは家で何とかする以外にはないから、家庭で途方に暮れる親子が増える、ということになるのです。

だから、今の状況を踏まえて、もう一度やり方を考えてください。

このままでいくと、来年も同じ状況に追い込まれることになりますから。



中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
第1ステップと第2ステップの学習方法の違い