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なぜ塾はそんなに急がせるのか

今年も6年生から預かった子どもたちが、やはり急ぎの虫にせかされて、ミスを多発して、大変でした。

これまで塾に通っていて、とにかく急いで解け、と言われ続けているのですが、やはり弊害の方が大きい。

ただ、塾はペースが決まっていて、今週はこの内容を教えなければいけない、ということになっているのです。

子どものペースに合わせていては、全然間に合わない。しかもさっさとできる子もいるわけだから、当然授業のペースは上に合わせる。

結果として、落ちこぼれるようにできているのです。

本当のことを言えば、ある程度基礎ができるようになるまでは、本人のペースでちゃんとできるようにすることが大事なのですが、塾はそんなことは言わない。

あとは家で何とかする以外にはないから、家庭で途方に暮れる親子が増える、ということになるのです。

だから、今の状況を踏まえて、もう一度やり方を考えてください。

このままでいくと、来年も同じ状況に追い込まれることになりますから。



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自分で答えを出すことにこだわる

たくさんの問題をやっていると、そう一問一問にこだわっているわけにはいかない。

だから、解説聞いて、あるいは授業で先生に説明してもらって、わかった気になっている問題が結構あるものです。

そういう問題は後から解いても、できない。

あれ、このまえやったよな、ぐらいな記憶しか残っていない。

ところが自分で苦労して解いた問題というのは、解法も覚えているし、後からでも解けることが多いのです。

だから、やはり自分で答えを出すことにこだわった方が良い。

といっても、それだとたくさん問題が解けないわけですが、しかしながら、やはり自分の記憶に残るようにしていかないと、たくさんやってもあまり意味がない、ということになるので、気をつけてください。


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中学受験 算数オンライン塾
12月28日の問題






学校別特訓の足切り

6年生の2学期になって、学校別特訓がスタートする塾がほとんどですが、しかし、全員が入れるというわけではありません。

たとえ志望していても、成績で足切りになって、学校別特訓に入れないということが起こります。

敢えて入れて下位に沈むより、新たな目標を与えた方が良い、ということのようですが、今更、という感じもしなくもない。

3年も通っていて、これかい、みたいなことを感じる御父母も少なくないでしょう。

で、その結果として、学校別対策難民とも呼べる子どもたちが個別指導や家庭教師に流れる。

まあ、それで合格する子もいるので、やはりあきらめてはいけない、という面はあるでしょう。

ということを5年生のうちに知っておかないといけない。

現在ロークラスにいると、多分そういう憂き目に遭うでしょうから、先に手を打っておかないといけないのです。

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