2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

解説を読んでもわからない

過去問を勉強していて、どうしても解けない問題がある。

なので、解説を読んでみたが、それでもさっぱりわからない、という場合があるでしょう。そういう問題はやはり先生に聞くしかない。

本人は自分で考えているし、解説も読んでいるわけだけれど、それでもわからないという場合は、その問題を理解する条件が整っているのです。つまり、それだけ考えたから、ちょっと教えるだけで、「ああ、なるほど」ということになる。

「なんだあ、そういうことかあ」と分かればその後、自分でさらに考えて答えが出ることもあるでしょう。

大事なのは、その間、苦労することです。つまりいろいろ試行錯誤しながら問題を解く、解説を読む、という作業の中で考える力が身についてくる。

なんでもかんでも聞く、というのはやはり力にはなりません。まったく進歩がないと言ってもいいかもしれないが、しかし、本人が相当苦労してから聞く分には、たとえ数問でも力になります。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
勉強する子にはかなわない


6年生の教室から
この夏、ていねいさを身につけよう


中学受験 算数オンライン塾
7月2日の問題





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

幼さを克服するには

同じ年齢の男の子と女の子を比べて見ていると、やはり男の子の方が幼いことが多いでしょう。基本的に男の子は母性に面倒をみてもらおうとする傾向があり、女の子は母性を発揮する傾向にあるからだと勝手に思っているわけですが、しかし、幼いと本当に手がかかる。

そんなことぐらい、もう一人でやってよ、と思うことが多いでしょうが、しかし手をだしてしまっているお母さんも多い。まあ、自分の面倒を自分でみられるようになることがまず第一歩であって、そこから自分で勉強する、というようなこともできるようになるのです。

だから、なるべく男の子にはいろいろなことをさせるべきでしょう。

勉強するんだから、これはやらなくていい、とつい受験生の母は考えてしまうものですが、それが逆効果であることも多いのです。朝は自分で起きる。自分の洗濯物は自分で管理する。学校の持ち物は自分で準備する。そういう日頃の行動を自分でできない子が、自分で勉強するわけがない、と思ってください。

いろいろなことを我慢して、自分の目標のために努力するんだ、みたいなことは一番不得意なのが幼い子、なのです。

まずは本人ができることをやってもらうことから始めましょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
夏休みに過大な期待をしてはいけない


6年生の教室から
過去問の点数を気にしない


中学受験 算数オンライン塾
6月30日の問題





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

口ばっかり・・・

6年生ともなると、まあ、口はいろいろ言うでしょう。きっと・・・。

「自分で勉強するから」とか「ちゃんと自分でやるから」みたいなことをいう子が増えてくるわけですが、実際のところで言えば、ぜーんぜん、ということも多い。

ホント、口ばっかり何だから・・・、と思っているお母さんも多いかもしれません。

しかし・・・。

よくよく考えてみると、それでもずいぶんいろいろなことができるようになったのではないですか?

子どもたちのすることは100%ではありません。まだまだ十分でないところはたくさんある。しかし、それが少しずつできるようになって今があるわけであり、その先にはもっとできるようになっているはずなのです。

で、大事なことは待つことと言うべきことはいうこと。

ウェイトは絶対に待つことを多くするべきだと思います。なぜなら、自分でやってくれないと、できるようにはならないからです。

もちろん言わないといけないことはあるのだが、言ってもなかなか聞かない、ということはあるでしょう。いつか、子どもがお母さんに言葉を思い出して、そうか、そうだなあ、やろうかなあ、というようになればいい、ぐらいに考えてください。

だから、言うときは言葉が届いていないといけない。怒った声で言ってもなかなか聞こえない、のでゆっくり話してあげてください。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
あの子、ゲームやめたらしいよ


6年生の教室から
理科でも式を書く


中学受験 算数オンライン塾
6月28日の問題





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村