過去問を勉強していて、どうしても解けない問題がある。
なので、解説を読んでみたが、それでもさっぱりわからない、という場合があるでしょう。そういう問題はやはり先生に聞くしかない。
本人は自分で考えているし、解説も読んでいるわけだけれど、それでもわからないという場合は、その問題を理解する条件が整っているのです。つまり、それだけ考えたから、ちょっと教えるだけで、「ああ、なるほど」ということになる。
「なんだあ、そういうことかあ」と分かればその後、自分でさらに考えて答えが出ることもあるでしょう。
大事なのは、その間、苦労することです。つまりいろいろ試行錯誤しながら問題を解く、解説を読む、という作業の中で考える力が身についてくる。
なんでもかんでも聞く、というのはやはり力にはなりません。まったく進歩がないと言ってもいいかもしれないが、しかし、本人が相当苦労してから聞く分には、たとえ数問でも力になります。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
勉強する子にはかなわない
6年生の教室から
この夏、ていねいさを身につけよう
中学受験 算数オンライン塾
7月2日の問題