2017年城北中学の問題です。
ある濃さの塩酸A 100mLに,いろいろな重さのアルミニウムを加えていったときに,アルミニウムの重さと発生する気体の体積との関係を調べると,グラフのようになりました。グラフをもとに,つぎの問いに答えなさい。
問1 このとき発生する気体の名まえを答えなさい。
問2 このとき発生する気体の性質としてあてはまるものを,つぎのア~カからすべて選び,記号で答えなさい。
ア.水によくとける気体である。 イ.湿った赤のリトマス紙を近づけると青くなる。
ウ.空気より軽い気体である。 エ.火を近づけるとポンと音を立てて燃える。
オ.石灰水に通すと白く濁る。 カ. ものが燃えるのを助けるはたらきがある。
問3 塩酸Aにつぎのア~カを入れたときに,問1とは異なる気体が発生するものをすべて選び,記号で答えなさい。
ア.石灰水 イ.炭酸カルシウム ウ.鉄 エ.鋼 オ.亜鉛
カ.水酸化ナトリウム水溶液
問4 塩酸A 100mLにアルミニウムは何gまでとかすことができますか。
問5 塩酸Aの量を200mLにしたときのグラフをかきなさい。ただし,グラフをかくときには,定規を使いなさい。
問6 塩酸A 100mLを水でうすめて200mLにしたときのグラフをかきなさい。ただし,グラフをかくときには,定規を使いなさい。
問7 塩酸A300mLに8gのアルミニウムを入れました。このとき,発生する気体は何mLですか。ただし,答えが割り切れない場合には,小数第2位を四捨五入して第1位まで求めなさい。
【解説と解答】
問1 アルミニウムを塩酸に入れると水素が発生します。
(答え)水素
問2 水素の特徴ですから、空気よりも軽く、燃えます。
(答え)ウエ
問3 水素が出ないのはイです。二酸化炭素が出ます。
(答え)イ
問4 グラフから2gで止まっています。
(答え)2g
問5 2倍になるので4gで5000mLで止まります。
(答え)
問6 最初のグラフと同じになります。
(答え)
問7 300mLだと6gですから300mLの方で上限がきます。
したがって2500×3=7500mL
(答え)7500mL
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