2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

安全校のスクールカラー

安全校を選ぶ場合、どうしても偏差値を中心に考えがちです。

まずは入ってもらわないといけない、確実に合格してもらわなければいけない、というところがあるから、仕方がないところはあるのですが、しかし、やはりスクールカラーもチェックしておかないといけません。

でないと、安心して行かせられない。ということは、安全校にはならなくなってしまいます。

子どもたちが性格形成期といわれる大事な6年間を過ごす学校ですから、やはり本人がのびのびと自分の資質を伸ばす環境でなければなりません。

しかし、一般的に何とか伸ばしたい、というので管理型が強くなる傾向がある。そうなると、当然、いろいろなしばりが出てくるので、これが子どもたちには不自由に感じるところがあるでしょう。

これも程度問題ではあるものの、「あんな学校行かせるんじゃなかった」ということにならないように、子どもに合うかどうか、しっかり考えてください。

偏差値表だけで決めてはいけません。


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気体の発生に関する問題

2017年城北中学の問題です。

ある濃さの塩酸A 100mLに,いろいろな重さのアルミニウムを加えていったときに,アルミニウムの重さと発生する気体の体積との関係を調べると,グラフのようになりました。グラフをもとに,つぎの問いに答えなさい。

20171104t001

問1 このとき発生する気体の名まえを答えなさい。

問2 このとき発生する気体の性質としてあてはまるものを,つぎのア~カからすべて選び,記号で答えなさい。
 ア.水によくとける気体である。 イ.湿った赤のリトマス紙を近づけると青くなる。
 ウ.空気より軽い気体である。 エ.火を近づけるとポンと音を立てて燃える。
 オ.石灰水に通すと白く濁る。  カ. ものが燃えるのを助けるはたらきがある。

問3 塩酸Aにつぎのア~カを入れたときに,問1とは異なる気体が発生するものをすべて選び,記号で答えなさい。
 ア.石灰水   イ.炭酸カルシウム   ウ.鉄   エ.鋼   オ.亜鉛
 カ.水酸化ナトリウム水溶液

問4 塩酸A 100mLにアルミニウムは何gまでとかすことができますか。

問5 塩酸Aの量を200mLにしたときのグラフをかきなさい。ただし,グラフをかくときには,定規を使いなさい。
20171104t002

問6 塩酸A 100mLを水でうすめて200mLにしたときのグラフをかきなさい。ただし,グラフをかくときには,定規を使いなさい。

20171104t002

問7 塩酸A300mLに8gのアルミニウムを入れました。このとき,発生する気体は何mLですか。ただし,答えが割り切れない場合には,小数第2位を四捨五入して第1位まで求めなさい。

【解説と解答】
問1 アルミニウムを塩酸に入れると水素が発生します。
(答え)水素

問2 水素の特徴ですから、空気よりも軽く、燃えます。
(答え)ウエ

問3 水素が出ないのはイです。二酸化炭素が出ます。
(答え)イ

問4 グラフから2gで止まっています。
(答え)2g

問5 2倍になるので4gで5000mLで止まります。
(答え)
20171104t003

問6 最初のグラフと同じになります。
(答え)
20171104t001

問7 300mLだと6gですから300mLの方で上限がきます。
したがって2500×3=7500mL
(答え)7500mL


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第297回 公立進学を考えても良いか

■ 併願校を考えていく中で、安全校をリストアップしていくと、「そこまで下げたくはない」という気持ちが出てくると思います。これは親がそう思う場合もあれば、子が思う場合もあるのですが、いずれにしてもそうなると止まらない、という場合が考えられる。

■ で、別に中学受験は浪人するわけではなく、義務教育ですから公立の中学に進むことになります。それが良いかどうかは、本当に人それぞれだと思うのです。

■ その地域の公立中学の状態がどうか、ということもあるでしょう。荒れている、というのであれば、やはりそれは避けた方が良いかもしれません。また状況は問題ないが、逆に内申が取りにくい、という事情の学校もあるでしょう。公立高校受験というのは、内申があり、また中学校の受験指導があるので、本人がこう受けたいと思っても、そうならないケースが多々あります。その理由のひとつが内申で、内申が足りないから、志望校を変更しなければならない、ということも考えられる。だから内申が取れない、というのも確かに問題ではあるのです。

■ そういう事情をしっかり考えておかないといけません。逆に公立の状況を知ることで、敢えて下げずに強気に学校を選ぶことができることもあるのです。だから、まず公立進学を考えても良いのか、を明確に決めましょう。それがはっきりすれば、併願校も決まりやすくなるでしょう。


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