■ 併願校を考えていく中で、安全校をリストアップしていくと、「そこまで下げたくはない」という気持ちが出てくると思います。これは親がそう思う場合もあれば、子が思う場合もあるのですが、いずれにしてもそうなると止まらない、という場合が考えられる。
■ で、別に中学受験は浪人するわけではなく、義務教育ですから公立の中学に進むことになります。それが良いかどうかは、本当に人それぞれだと思うのです。
■ その地域の公立中学の状態がどうか、ということもあるでしょう。荒れている、というのであれば、やはりそれは避けた方が良いかもしれません。また状況は問題ないが、逆に内申が取りにくい、という事情の学校もあるでしょう。公立高校受験というのは、内申があり、また中学校の受験指導があるので、本人がこう受けたいと思っても、そうならないケースが多々あります。その理由のひとつが内申で、内申が足りないから、志望校を変更しなければならない、ということも考えられる。だから内申が取れない、というのも確かに問題ではあるのです。
■ そういう事情をしっかり考えておかないといけません。逆に公立の状況を知ることで、敢えて下げずに強気に学校を選ぶことができることもあるのです。だから、まず公立進学を考えても良いのか、を明確に決めましょう。それがはっきりすれば、併願校も決まりやすくなるでしょう。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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