2014年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

先生が変わる

たまに、先生が良く変わって困るということがあります。せっかく2年もってもらっていよいよと思ったら、転勤になったとか。あるいは、アルバイトの先生だったのか、就職でやめちゃったみたいとか。
確かにようやく先生に慣れたと思ったら変わるということになると不安が出るかもしれません。
しかし、大手塾の場合は、あまり長く同じ教室に正社員の先生は置かない。また、時間講師であっても、同じ教室にせず、違う教室に行ってもらうようにします。
何故か?
一番は、その教室の成果は良くも悪くもその、先生決まる部分が大きいので、長くおいておくと評判の悪い先生の場合、教室の評価が下がってしまうから、変える。では、評判の良い先生は?
長くなると、その先生に教室が左右されるから、それがリスクにもなるので、変えます。例えば実績のある先生が長くいて、突然ライバル塾に引き抜かれたりしたら、その教室はだめになるから、そうならないように変えるのです。
ただし、変えるのは新年度最初。それ以外で変わるのは先生の自己都合なので、これはもう仕方がない。だから、塾の先生は変わるものだと思った方が良いでしょう。個人塾は、逆に変わりませんが。
だから、大手の場合はシステムで勝負する部分が強い。カリキュラムやテスト、教材、成績管理システムなどなど。データを統計的に処理して、子どもの力を把握する。ベテランの先生の勘に頼るのではなく、誰がやってもある程度のパーフォーマンスが出るようになっている。
先生が変わって心配する部分は当然ありますが、しかし、そのロスを最小限にする工夫はされているのです。

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2つの考え

塾によって進学指導はいろいろスタイルがありますが、大きく分けると2つになるように思います。

ひとつはなるべく、最初から志望校を決めない。塾全体のカリキュラムに沿って6年生の秋まで進み、模擬試験を受験していきます。そこで出てきた偏差値を中心にプラス5ポイントを挑戦校、本人の偏差値付近を実力相応校、その5ポイントを安全校として、その中から選び、11月ぐらいから過去問をやり始めるパターン。

結局、子どもの力を中心に考えないと無理な受験になってしまうから、最初から学校は決めない。データを元に、輪切りにした偏差値の中から学校を選んでいけば妥当な受験になるというやり方です。

もうひとつは、最初から志望校を決めてしまう。そして早々に夏休みぐらいから過去問を始めてしまう。成績が上がらなくてもとにかく第一志望を子どもの勉強する「エンジン」にしてひっぱる。一方で、安全校は模擬試験を中心に考えるが、それもなるべく第一志望の出題傾向に沿って決めていくというやり方です。

前者にも後者にもメリット、デメリットがあります。デメリットだけあげてみると、

前者の場合、輪切りにした学校の中から行きたい学校がなかったらどうするのか?
第一志望がなかなか決まらないので、本人に入試に対する意欲が今一つわかない。
いろいろな学校に対応することが必要なので、広く浅くという勉強になりがちになる。

後者の場合、成績が伸びず、その差に親子ともが悩んでしまい、それがストレスになる。
無理な受験になって、子どもがあきらめてしまう。
ある型の入試にのみ強くなってしまい、他の学校を選びにくくなる。

ということになるでしょう。

で、私はいつも後者のやり方を薦めているのですが、それはやはり「やることを絞る」ことができ、またここまで行くという目標が明確になるからです。中学受験は独自入試ですから、それぞれの学校で出題傾向が違います。したがってそのどれにも対応しようと思えばいろいろなことをやらなければならなくなる。その分、子どもたちの負担は増えますが、この傾向だけ、と思えば相当やることが絞れる。それをやることで、実はいろいろ対応できる力もついてはくるのですが、明確にココと、決めることで勉強がシンプルになるわけです。

だから、この時期、第一志望は決めた方が良い、というお話をするわけですが、塾が前者のやり方だとなかなかそうならない。じゃあ、塾を変えるか、というわけにもいかないでしょうから、そうなれば後は家庭である程度対応を考えていく必要があるわけです。

ここを受けたい、と決めたら、「過去問はまだですよ」と言われてもさっさと始めてしまう。これは出ないな、と思えば塾で宿題を出されてもささっと済ませてしまう、みたいな対応をしておくべきでしょう。やはりここに入りたい、と思うから、いろいろなことをガマンして勉強することができるわけだから、やはり目標は決めておいた方が良いと私は思っています。

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冷房の季節

塾で冷房が始まる時期になりました。

一般の家庭に比べれば早いと思われるかもしれませんが、もとより子どもたちが出す熱はなかなかのものですし、さらに音の問題があって窓を開けにくい。

したがって、塾の冷房は比較的早くスタートし、かなり秋半ばまで使うことが多いのです。

で、問題は冷房対策。サーキュレーターでかきまわしてくれていれば、多少違うでしょうが、それでも寒いところと暑いところが出てくる。暑いところはまだしも、寒いところは非常に困る。体調が悪くなったりしがちです。

だから重ね着の対策も考えておくと良いでしょう。ちょっと上に羽織れたり、あるいた膝にかけたりできるものはあった方が良い。

温度差に上手に対応できないアレルギーもあります。この時期、運動会の練習などで疲れている子どもたちが多いので、冷房にも注意が必要です。

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