2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

できるようになってるぞ

勉強するとき

「どうせやったって、できるようにはならない」

と思っていれば、当然、できるようにはならないでしょう。しかし、勉強というのは「できるようになっている」という感覚があれば、やる気もでるし、大変なこともやりきってしまったりするものです。

で、その「できるようになっている」という感覚はどこから生まれてくるのか。

ひとつには自分で感覚的につかむというのがあるでしょう。しかし、一番多いのは「できるようになってるぞ」という言葉をいろいろな人から言ってもらえることで生まれるのです。

だから、塾の先生やお父さん、お母さんが「できるようになっている」という言葉を私はたくさん子どもたちに言ってあげてほしいと思っています。

すべての部分で「できるようになっている」ことはなくとも、いろいろなところで子どもたちは成長しています。不得意と思っている分野がわかってきた、とか、難しい問題に取り組む姿勢が違ってきた、とか、いくつかの場面で子どもたちは成長を示してくれます。

そういうところをほめてあげる。

「できるようになってるぞ」と言われて、いやな子はいません。そして、それを糧にしてがんばる子は多いもの。

この夏休み、成果を実感できるようにするためにも、こういう積極的なことばを多くつかってください。

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第二志望や第三志望の過去問は夏休みにやるべきか?

第一志望の過去問は、夏休みにやりたいところですが、第二志望や第三志望の過去問はどうしましょうか?

もちろんやれるに越したことはないのですが、しかし、第二志望や第三志望はまだこれから変更される可能性がある、ということであるならば、もう少し後でもいい。

第一志望は、なるべく変えない。第二志望以降は秋の成績で決めてもいいが、第一志望は子どもの受験勉強の動機の源ですから、そう簡単には変えてはいけないと私は思っています。

したがって夏は第一志望の過去問だけやることにしても良いのではないでしょうか。

もちろん、もう絶対に受ける、ということが決まっている第二志望以下があれば、やっても全然かまわないところではありますが、しかし、時間が不足してしまう可能性があるでしょう。

それならば、絞ってていねいにやった方が勉強の効果は上がるというものです。

あまり手を広げず、集中して勉強できれば良いのではないでしょうか。

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集中力をつけるために
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