2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

集合授業と個別指導の対立

最近は同じグループの中に集合授業と個別指導があります。ブランドを多少変えたり、場所を変えたりしているが、グループによっては同じ教室で個別指導と集合授業が両方あるところもあります。

しかし、先生同士が仲が良いか、というとそんなことはない。

というか、結局個別指導というのは、集合授業でうまくいかないから、個別に流れるわけで、個別の先生からいうと「なに、まだわかってないの?」みたいな発言が出たりする。

これを横で聞いている集合授業の先生がいたら、まず頭にくるでしょうな。「あなたがへたくそなんでしょ。」と言われているようなものだから。

実際に集合授業の先生と個別指導の先生が取っ組み合いとまではいかないまでも大喧嘩をすることはよくある話だったそうで。(多少、昔の話ですが。)

その流れがあるのか同じグループでも個別指導と集合授業を決して同じところに置かない場合もあるそうです。でも、私はこれが健全な気がします。

個別指導を簡単に薦める集合授業の先生、というのはやはり少し甘いのではなかろうか。

「そんなところに行かなくてもいい。今度もう一度教えてあげるから。」というのが正しい態度でしょう。それが度重なって時間が不足するから、まあ、仕方がないか、で個別指導になるのはわかるにしても、はなから

「個別に行ってみませんか?」

というのは、自分の授業はアカンと言っているようなものだと思うのですが。

そういう話をまったく無視して、売り上げだけを上げたいと思えば、当然個別を薦めるでしょうが。

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字はきれいにならないのか?

「どうして、こんなに乱雑な字を書くの?」
「え、だって、急ぐから。」
「急いだって、字が汚きゃ、読んでもらえないよ。」
「・・・・。」
「それに、急いで書いて自分で自分の字を見間違えることだってある。」
「。。。。。」
「このまえ、0と6を見間違えたばっかりだ。」
「うん。」
「字はきれいにならなくてもいいからさ、2つ守ろうよ。」
「2つ?」
「1つは、解答欄からはみ出さない。」
「はい。」
「それから答えを書くときに、一息つく。」
「一息つく? なに、それ?」
「だからさ、答えがわかった、すぐアとか書かないの。ひとつ待って、それから解答欄を確認して、はみ出さないようにアって書くの。」
「ああ、ゆっくり書けってこと?」
「違う。ゆっくりじゃない。一回書くのを待つの。ちょっとだけ。一度軽く深呼吸してもいい。それから書く。」
「でも、先生、長い答えはどうするの?」
「最初だけでいい。ただ、はみ出さないように注意して書く。」
「ふーん。」
「今から過去問をやるから、解答用紙に答えを書くけど、そこからやる。はみ出したら、1問につき、1題の計算問題の宿題が罰ゲームとしてつく。」
「ぎょー!やめて。」
「だから、はみ出さない。」
「はい。」

30分後。はみ出している答えはありませんでした。

つまり、きれいになる能力は持っています。しかし、それをやらないだけ。なぜ? 急ぎの虫がいるからでしょう。でも急いで自分の字を見間違えたり、先生が読めない字を書けば結局点数にはならない。ここをしっかり教えてあげる、そして必ず事前に確認する。

字が汚いと思ったら、やってみてください。

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公立一貫校は人気です。

公立一貫校が人気を集めています。その理由を考えてみると

1 公立ですから月謝が安い。
多少ばらつきはあるものの、初年度20万円未満という学校も多いので、経済的負担は私立に比べて明らかに低いでしょう。

2 そこそこ大学の合格実績が出始めている。
白鷗高校の1期生が11年春に卒業。この中から5人の東大合格者が出て、さらに各学校で比較的良い合格実績が続いています。

3 準備期間が短い。
私立の中学入試と違うのは、学力テストであるということ。つまり、細かい知識が求められるのではありません。PISA型といってもいいでしょうが、したがってそれほど長い準備期間は要らない。また、細かいことが多くはないので1週間にそう何回も塾に行かなくていい。だから私立の対策に比べて負担が少ない。塾の費用も半額ぐらいにおさえられる。

だから、まあ、人気が出ても仕方がない面はあります。

ただ、すごい倍率になっているのも事実。

東京都でいえば、学校数が10校に増えた10年春から志願者数は1万人前後で推移しています。定員は10校合計で約1400人。倍率はここ数年、7倍台ですから、御三家の倍ぐらいにはなっているわけです。

で、私立受験組が2月3日に公立一貫校を受ける流れも出てきたそうで、ますます厳しくはなっている。一方私立は受験者が減少することになるので、ここにきて公立と同じPISA型の入試を行うところも出てきました。

これだと、私立対策をしなくとも、公立と併願できる。実際、公立一貫と併願できる学校は今までなかったので、公立一貫の受験はそこが弱点といえば弱点だったのですが、私立が入試を変えれば、また選択肢も広がるわけでしょう。

これまでは私立へ、という流れが強かったものの、ゆとり教育は終わり、公立一貫もあり、また公立高校の大学受験実績も回復の兆しを見せているので、選択肢は広がりました。

しっかり、いろいろな情報を集めてお子さんに合った方向性を考えてあげてください。

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