2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

模試返却競争

以前は最低でも10日はかかった模擬試験の返却。

今はWEBでデータが2~3日で見られるようになりました。答案を画像化して処理するため、実際の答案が動かなくなって採点は一気にスピードアップしました。採点後、自動集計されて計算されていくので、データはどんどんデータベースに蓄積されます。

過去の記録も簡単に取り出せるので、半年前の状況はどうだったのか、ということもすぐわかるし。郵便でないと答案が帰ってこなかった時代から考えると隔世の感がありますが。

しかし、なぜこんなに急いで模試を返却する必要があるのか?

それは復習のためです。10日も後に復習したところで、何をやったか、忘れてしまう。同じ問題を解きなおしても、初見の感覚とは違ってくるので、出来た問題でも「これ、どうやって解いたっけ?」と思い出すのが大変。だから、良く自分の書いた答えを問題用紙に書き取って、あとから答え合わせをする子も少なくなかったのですが、これだけスピードアップしてくれれば、答えを書きとってこなくとも、初見で解いた感覚は残っているはずです。

だから、帰ってきてもう一度解きなおす。復習してください。

じゃないと、せっかく早く帰ってきても意味がない。まだ解いた感覚があるうちであれば、「あ、ここで問題を読み違えた。」とか「ここに書いた計算が違う!」みたいなミスの原因もはっきりするでしょう。

データは10日後に見ようと、20日後に見ようと変わりませんが、子どもたちが解いた感覚はすぐ消えてしまうものだから、なるべく記憶があるうちに復習するのが効率良い勉強法です。せっかく超特急で返却してくれるのだから、そのメリットを最大限生かしてください。

==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

冬期講習、どうします?
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

10月18日の問題
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第9回 算数オンライン塾「方陣算」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

次号は10月26日正午ごろ配信予定です。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


残り100日のプランを先生と詰める

そろそろ東京、神奈川の入試まで100日になってきました。

最後の追い込みの段階。これから先生と受験校などについて相談することになると思うのですが、一方で勉強のこともしっかり詰めましょう。

時間は限られるので、具体的にあと、何と何をするか。子どもの状況によって対策はさまざまです。まさに個別にいろいろな対応が必要になる時期です。大きい教室に通っていると、つい、遠慮が出てしまうかもしれませんが、それではいけません。

この100日で入試は決まるといってもいいのです。逆に公立の悪い勉強をしたり、余分なことをしていると進歩が見られなくなってしまいます。一方、この100日で飛躍的に成績が伸びる子がいるのも事実。

ですから、しっかり担当の先生と勉強の内容を詰めておきましょう。大手の場合であれば、室長の先生と話をすることも大事です。一方、個人塾の場合、何となく毎回話をしているから、という油断が出てくる場合もありますが、これもダメ。

先生に時間をとってもらい、志望校選択ばかりでなく、この100日に何をやるかをしっかり決めて実行していきましょう。

==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

調子が悪いと思ったら
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

10月14日の問題
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第9回 算数オンライン塾「方陣算」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


6年生反抗期への対策

6年生のこの時期、何かにつけて、「うるせえなあ」という子。

「何、その言い方は!」と怒ろうものなら、それから1時間は勉強にならず「まったく、何様よ!」と思われている方も少なくないでしょう。。

あるいは、今までまったくなかったしゃれっ気が、そこそこに顔を出し、家に帰ったら、自室にこもったまま、何をしているか、わからないという女の子。

この大事な時期に、と思われるかもしれません。

しかしここまでくると、子どもは自分である程度いろいろなことをやれるという気持ちがあるので、人からいろいろ言われたくないと感じるのです。

もう一人前だと思う気持ちがスタートするころでもありますから、恋愛やおしゃれに興味が出てきたとしても、ごくごく普通の話。

ただ、それが受験期に重なるので、「この大事なときに何をやってるんだろう」とつい親は思ってしまうものなのです。

こういうとき、親はどういう態度で接すればいいでしょうか?

頭ごなしに子どもの気持ちを押さえつけてもいけないし、かといって腫れ物に触るような態度もだめです。

メリハリをつけましょう。

本人が自分でやりたいと思っても、それが良い方法ではないと親が思うのであれば、そこをしっかり納得させる必要があります。

最早、何でもかんでも親の言う通りになる時期ではありません。だからといって、12才ですから分別が十分ではない。親の保護は必要です。

親も自分の子どもだと思って甘えず、一人の人間として、その子の自由な発想を妨げず、かといって自覚を持って生活することの規律は忘れず、というメリハリのある態度をとるべきでしょう。

「うるせえなあ」は成長の証です。だから、子どもの成長を認め、新たな子どもとのコミュニケーションのやり方を考えていかなければなりません。これが、中学生の反抗期に向けて、新たな準備になります。まだ今のうちは少し距離を置くと、すぐ心配になってきます。

ただ、中学生になってからの反抗期はそれではすまない。だから、今のうちに子どもとある程度しっかり話ができるようにすることが大切です。

==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

ミスを起こす瞬間
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

10月12日の問題
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第8回 算数オンライン塾「分数と小数」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村