2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

アルバイトの先生と研修

最近は塾の1クラスの人数は20人以下になってきています。学校よりも少ない。したがって専任の先生だけで回せる場合ばかりではありません。

塾の講師はいろいろな人がいます。すでにリタイアして塾の先生をしている方。子どもの中学受験を経験して「教えてみたい」と思うようになったお母さん。そして大学生。

大学生はやはり一番多いのではないかと思うのですが、しかし、最近は大学がなかなか大変です。就職も厳しいから、大学の成績を取らないといけない。したがって授業に出る。アルバイトをしている時間がない。

だから塾の先生の募集は、この時期でもずーっと続いています。

それに個別指導も教室が多くなったので、大学生を集める。

で、それぞれの塾で大変なのが、研修です。

特に中学受験の場合は、単純に解ければ良い、という話ではありません。方程式は使えないし、子どもがわかってもらえないといけない。したがってアルバイト代を払って研修するのです。

どのくらいでできるようになるか、というのは人それぞれです。実際に自分が中学受験をした、という場合は記憶も比較的新しいから、すぐにできるようになる場合もあるでしょう。ただ、6年生の受験指導ということになってくると、やはり1年や2年はかかるもの。

だんだん技量が上がってきて、この仕事が面白くなってきた頃、就職時期にぶつかります。で、就職活動が厳しいので、学生の入れ替わりも激しくなっている。

どの塾も良い先生を確保するのは大変です。だからといって、簡単に教壇に立たすことはできません。

先生の力に一番敏感なのは子どもたちですから。

だから学生の先生だからといって、だめというわけではないのです。

==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

過去問の出来と模擬試験の成績
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

11月15日の問題
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第13回 算数オンライン塾「割合(1)」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


「できた!」と思った時に点数が悪い理由

試験が終わって・・・。

「どうだった?」
「結構できたと思うよ。」

という場合、あとから見ると、決して良くない。というかミス続出!という場合が少なくないでしょう。逆に「できなかった。」と言っているとそこそこ点数が良かったりして。

何に問題があるのか?というと「できた!」と思うときは答えはかけているし、結構、わかったはずなのです。ただし「はず」。ここで喜んでしまう。答えが出たぞ!というので心が高揚してしまう。

結果として最後の条件を読み飛ばす。「分速で答えなさい。」「えー!、時速で答えちゃった!」とか。

簡単に言えば「詰めが甘い」ということになるのですが、子どもたちの場合「できた!」と思う時にミスが起きやすいのです。逆になかなか進まない時というのは、結構良く問題を読んだりしているので、不安だけれど答えがあっていたりするのです。つまりは、いかに慎重に答えるか、ということが大事になってきます。

最後の詰めを誤っただけで、その点数が0点になる場合もあるわけで、そうなると「惜しい」ではすまされなくなってきます。

私は良く「できた!」と思ったら、その場でもう一度問題を読むように言います。なかなかできないが、失敗を重ねると「とはいっても、このまえここでミスしたし・・・」というので慎重になってくる。それは経験が生きたわけです。だから最初から間違えないよりは本番に向けて良い経験ができた、ともいえるわけです。

できた、できないの感想がだんだん点数と同じになってくれば、それだけミスは減ってきたということになります。まずは、この段階まで進みましょう。

ぬか喜びはしないように、注意してあげてください。

=============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

寝る子
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

フィールドノート
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第13回 算数オンライン塾「割合(1)」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


どこかで「何とかするさ」と思っておくことも大事です。

子どもたちは、自分の力を試されるある意味最初の入学試験です。だから、不安もあるし、プレッシャーもある。

で、自分のことならまだしも、お父さん、お母さんもお子さんの最初の受験ということになると、結構不安が出てくるし、プレッシャーもかかります。

「落ちたらどうしようか。」

つい、そんなことが頭をよぎると、不安になってくる部分もあるかもしれません。しかし・・・。

正直不安はなくなりません。心配を始めたら、不安になったら、それは結果が出るまでずっと続くものです。だから、あまり考えないようにした方が良い。

「縁のある学校に行けばいい」とか「行く学校をベストにすればいい」とこれまでお話していますが、結局のところは「何とかするさ」という気持ちがあるから落ち着くのです。

それにお母さん、お父さんの顔を子どもは良く見ています。お父さん、お母さんが心配していたり、不安に思っていたりすると、それは確実に子どもに伝染します。

だから「何とかするさ」と思っていてください。「中学受験で子どもの人生は決まらないし」と思ってください。

お父さん、お母さんがそういう腹の決め方をするべき時期になりました。子どもが自分の力を出し切ればいいのです。

ここから子どもたちは最後の追い込みを本人なりにがんばりますから、しっかり見守ってあげましょう。

==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

6年生の塾をどうするか
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

11月11日の問題
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第13回 算数オンライン塾「割合(1)」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村