2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

リビングに学習机を置く

自分の部屋で勉強するとなると、やはりいろいろと魅力的なものが並んでいるだけに、気が散りやすい。

リビングなら、お父さん、お母さんの目もあるし、わからないことも聞きやすいから、というのでリビングやダイニングで勉強する子が増えていたのですが、最近は、ちょっと事情が変わってきたようです。

子ども用の学習机をリビングに置いてしまう。リビングに置いても邪魔にならないような学習机をメーカ―が作って提供を始め、それに人気があるようです。

リビングに置く学習机を買う家庭が増えている。場所を取らないよう天板の奥行きを詰め、部屋に合うようデザインもシンプルにしたのが特徴。総合スーパーが値ごろなプライベートブランド(PB=自主企画)商品を販売するなど選択肢も広がっている。一緒に過ごす時間を増やし、勉強を教えたり会話を楽しんだりするなど我が子との触れ合いを大事にしたい子育て世代が上手に選んでいる。

(中略)

博報堂生活総合研究所が小学4年生から中学2年生1200人を対象に2~3月に実施した2012年の「子供調査」では家の中で一番いる場所を居間(リビング)と答えた子供が76.2%。1997年調査に比べ約20ポイント上昇した。半面、自分の部屋の子供は17.3%で15ポイント低下。家の中で家族と一緒にいることを好む子供も69.3%と、07年比で約7ポイント上昇した。

 同研究所の山本泰士主任研究員は「少子化が進み、子供と一緒の時間をより大切にする親が増えていることの表れ。リビングで子供を勉強させる家庭は今後も増えそう」と結果を分析している。

確かに、家族が同じ場所にいる方が会話は進みやすいし、子どももその方が安心なのでしょうか。やがては、自分の部屋に入っていく子どもたちですから、今のうちは、そういう時間を楽しむのも良いかもしれませんね。
=============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

時事問題集そろい踏み
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

慶應中等部学校説明会
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第12回 算数オンライン塾「消去算」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


学校別模擬試験と電話

学校別模擬試験を受けた後、その塾から電話がかかってくることがあります。

成績が良い場合だけとは限らないが、まあ、勧誘のお電話であることは間違いない。

「特別のクラスがあります。」
とか
「個別指導で最後の追い込みができます。」
とか。
「あと少しで合格ラインですから、算数を強化するのには、この授業がお勧めです。」
とか。

今さら、塾を変えても、と思う一方で、「もしかすると、これで合格できるかもしれないし。」と母の心は揺らぎます。

で、例えば学校別の対策のプリントをやるクラスに週1回でも行けば、当然のごとく、この塾は合格実績に加えます。まあ、内規というのが一応あって、合格実績に入れるルールは決まっているのだが、ときどき、それに外れてしまっている場合もあるようで。

問題を郵送で送って、添削してあげたから、合格実績に入る、なんてことも以前はありましたが、さて、今はどうなんでしょうか?

塾としては学校別模擬試験を受けるということは、この学校を受ける可能性の高い受験生なのだろうと推察はつきます。模擬試験の結果から考えて、合格するかもしれない、となれば、当然営業をする塾もあるでしょう。

学校別模擬試験がランクの高い学校しかないのは、うがった見方をすれば、こういうことに理由がある、わけです。

==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

覚えられない子
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

11月5日の問題
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第12回 算数オンライン塾「消去算」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


英語はできるようになったのか?(2)

先日、英語ができるようになったのか?という記事を書きました。

その後、渡部昇一先生の本を読んでいたところ、こんな著述がありました。

「英語は二つの顔を持っている」ということが英語教育を難しくしていると思う。ふたつの顔とは、「漢文のような顔」と「韓国語のような顔」である。例えば漢文といわれるものは、普通の中国人には読めないから、漢文を学ぶなら、日本人の漢学者に習うのが、最も正確で緻密な実力がつく。しかし韓国語を習うなら教養のある韓国人から習うのが良い。ハングルを覚えて発音を正しくしてもらうのだ。ハングルで書かれた古典はないから、読むための特別の訓練、書くための特別の訓練は重視しなくてもよい。
(「知的余生の方法」渡部昇一 新潮新書)

つまり英語を正確に読み取る、あるいは正確に表現する、という文法を中心とした英語、もうひとつがコミュニケーションを中心として通じる英語、ということでしょうか。明治維新後、前者の英語教育はかなり積み重なってきたが、それでも英語はしゃべれない、というので日本の英語教育は「だめだ」という烙印をおされてしまい、その後、混迷を深めているのかもしれません。

確かに昔のやり方でも正確に読めたり、論文を書くことはできたわけですが、今はそれもままならない、という話になっているのだそうです。

どうせ日本に暮らしている以上、そんなに英語でコミュニケーションをする機会もないのだから、そこはすっぱりあきらめて、むしろ正確に読む、正確に書く、ということだけでもできるように積み重ねた方が良いのかもしれません。二兎追ってしまったがために、どっちつかずになってしまっている可能性はあるのです。

ちゃんとした英書を正しく読め、手紙やレポートも書けるような英語をEnglishと私は呼ぶ。札びらを切って買い物ができるぐらいの英語は、「円」という通貨の力を借りているのだからそれはYenglishである。今の学校の教室ではEnglishではなく、Yenglishを教えようとしているのである。
(「知的余生の方法」渡部昇一 新潮新書)

というのですが。

=============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

合格可能性の幅
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

慶應湘南文化祭
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数4年後期第12回 算数オンライン塾「消去算」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村