2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

同じ学校を3回受けるべきなのか?

最近は入試の仕方がいろいろあって、定員を3つにわけて1回目、2回目、3回目と分けている学校があります。午後入試もあったりして、「いったい何回試験があるんだろう」と思ってしまう学校もありますが、なぜ複数回に分けるのか、といえば、なるべく受験機会を多くして、優秀な子が受けやすいようにする、ということでしょう。

しかし、1回の失敗でだめにならないように、何回かチャンスを上げたいと思っているから、複数回の受験を考える学校もあるのです。確かに一発勝負だと、うまくいかない場合もあるかもしれない。だからもう一度受ける、ことができれば、第一志望に行けるチャンスが増えるわけだから、複数回受けた方が良いというのは一般的な考え方です。

学校によっては、補欠の点数繰上げにあたっては複数回受験した生徒を優先するという場合もありますから、まあ2回受験するのは良くあることでしょう。

しかし、3回はどうなのか?

だいたい3回目というのは、もう相当難しくなっている。定員も少ないし、1回目や2回目で合格しなかったのだから、3回目はさすがに無理ではないか?と思われる方が多いかもしれません。

もちろん安全校がなく、公立にも行きたくない、ということであれば、そういうことは言ってられない場合があると思います。ただ、すでに合格校が確保できているならば、3回目を受験するべきだと私は思っています。

なぜか。やはり、僅差の勝負だからでしょう。1回目や2回目で失敗し、なぜか一番難しい3回目で合格した子が何人もいます。1回目と2回目で、練習を積んで、3回目で最後にうまくいったという場合も十分ありえるのです。入試はその試験でできるかどうか、だけで決まります。つまり1回目や2回目に失敗したからといって何のハンデもない。その試験ができればいいだけだから、2回の練習で3回目がうまくいく場合だって十分あるのです。

安全校との兼ね合いがありますが、すでに行く学校があるのであれば、最後のチャンス、思い切り勝負してみても良いのではないかと思います。

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これからは強気で

受験校のラインナップを決めたら、もう後は悩まないことです。

これで大丈夫か、つい不安になりやすい。だから決めるまではいろいろな可能性を検討した方が良いが、「よし、これで行こう」と決めたら、もう悩まない。

あとは合格することだけを考えて準備を進めてください。

まだ模擬試験もあるし、塾内のテストもあるかもしれない。あるいは、模擬試験で思うように点数がとれない場合もあるかもしれませんが、それでもまだ時間はある。それに、弱気になって受験校を変えてしまうと、これまで準備してきた過去問の効果も薄くなってしまう。

だから、しっかり狙いを定めた以上、弱気になる必要はありません。

良く子どもたちには

心配はするな。工夫をしよう。

と言っていました。工夫とは、例えばミスをしない工夫。計算を見直す工夫。あるいはまだ覚えられない歴史の年号をもう一度しっかり確認する工夫など、いろいろあると思います。それをできる限り実行する。ただ、もうここを受けて合格するために、しっかり準備を進めるんだ、という考えで良いのです。

また受験前のこの季節は風邪をひきやすいし、けがも絶対してはいけない。そういう注意もしっかりして、万全を期していきましょう。

お父さん、お母さんももう後は、「合格するだけだ」という気持ちを強く持つことです。お父さん、お母さんの顔を子どもたちは良く見ています。お父さん、お母さんが心配そうな顔をしていると、その心配は子どもたちに伝染するものです。だから、もう心配はしない、と決めて、子どもたちの準備を応援してあげてください。

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多少、臆病である方が良い

受験生であるからといって、まあ、小学生であることには変わりがありません。だから、どうしても遊びたい、ということはあるわけで、それがひょうんなことから怪我になることがあります。

もう、今から何十年前の話ですが、私も中学受験生でした。そしてちょうど今頃の話でありますが、学校の階段を下りていて、ふと、ここから飛べるかも、と思ってしまった。

思ってしまっても、まあ、普通は多少考えるところがあって、踏みとどまるべきものではあるのですが、そのときはそういう感覚はまったくない。飛べる!うん、間違いない。ポジティブといってしまえばそれまでですが。

で、飛んだ。

飛んだはいいが、やはり着地には問題があった。ぐぎ、っといったかどうかは覚えていませんが、そのまま医務室。そして外科へ。

いやあ、保健の先生の判断は正しかった。即、病院送りが正しい判断だった。つまり、しっかりヒビが入っていたわけです。まあ、手ではなくてよかったが、それから、しっかり、松葉杖暮らしです。

怪我が足であったことは幸いでした。つまり、動けない。だからこれ以上暴れないから勉強することになった。かつ、まあ、ひびだったから2週間程度で、松葉杖からは開放され、無事、入試は自分で歩いていくことができました。

考えようによっては、この怪我があったからこそ、それ以上暴れずに勉強することになった、ともいえるが、一歩間違って利き手をついたら、まあ、これは試験にならなかったかもしれません。

つまり、この時期は多少臆病であることが望ましい。でも、まあ、そういう子は跡を絶たない。この直前期に腕を折ったり、足を折ったり。

くれぐれもよーく話してあげてください。

決して「飛べる!」と思ってはいけません。
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