学力を上げるこの一問」カテゴリーアーカイブ

第21回 県庁所在地に関する問題

■日本は47都道府県に分かれています。それぞれの都道府県には都道府県庁が置かれ、政治の中心になっています。

■ ただこの都道府県庁が置かれている都市は、その県と同じ名前とは限りません。例えば北海道は札幌にあります。

■そこで問題。県名と違う県庁所在地をすべて答えなさい。

■札幌(北海道)・盛岡(岩手)・仙台(宮城)・水戸(茨城)・宇都宮(栃木)・前橋(群馬)・横浜(神奈川)・甲府(山梨)・金沢(石川)・名古屋(愛知)・津(三重)・大津(滋賀)・神戸(兵庫)・松江(島根)・高松(香川)・松山(愛媛)・那覇(沖縄)

■ 埼玉県は浦和市だったのが、現在「さいたま市」になっています。これは同じなのか、それとも違うのか、うーん、悩みどころ。さいたま市をいれると、18道県がこれにあてはまります。九州は全部、県名と県庁所在地が同じなのです。ちなみに九州には7つの県があります。9つではありませんから、念のため。

(平成18年4月16日)

第20回 光の反射に関する問題

■次の図を見てください。

■高さ6mの木から8m離れたところに男の子がいます。男の子から見て、木と反対側4mのところに鏡があります。この男の子が鏡を通して木の姿全体を見るためには、鏡の高さ(図のア)は何mですか。

■これは6年生向けの問題になりますが、基本的には作図を要する問題です。鏡の問題は基本的に鏡の向こう側の世界を考えます。鏡はあくまで窓で、男の子から鏡をはさんで反対側に木があると考えればよいのです。

■上の図のように考えますので、男の子からは16m木が離れていることになります。鏡と男の子の間は4mですから、4÷16=4分の1ということになるので、鏡の高さは6÷4=1.5mの高さがあればよいことになるのです。

(平成18年4月15日)

第19回 同音異義語に関する問題

■次のカタカナにあてはまる漢字を答えなさい。

(1)イガイな結果だった。  君イガイにはたのめない。
(2)イギのある人生を送る。 イギを申し立てる。
(3)イジョウ気象が続く 肝臓にイジョウはない。
(4)蒸気キカンの発明。 キカン支炎になる。
(5)早起きのシュウカン。 シュウカン誌を買う。

■同音異義語というのは、同じ読み方で違う漢字を使う熟語のことです。最近はパソコンを使う機会が増えてきて、自分で漢字を書かなくなりました。その結果、漢字を思い出せないことがよくあります。

■中学入試の問題では同音異義語は割りとよく出題される問題です。教えていても、うっかり間違えてしまったりしますから注意が必要です。

■(1)意外 以外 (2)意義 異議 (3)異常 異状 (4)機関 気管 (5)習慣 週刊という答えになります。

■キカンについては器官という字もあれば基幹、帰還、季刊、既刊などありますね。シュウカンも週間などがありますから、間違えないように気をつけてください。

(平成18年4月14日)