各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

速さに関する問題

2015年開成中学の問題です。


下図のようなランニングコースがあります。A地点とD地点の間の道は平らで長さは200m、B地点とC地点の間の道も平らで長さは100m、A地点からB地点へ向かう道は上り坂で長さは120m、D地点からC地点へ向かう道も上り坂で長さは180mです。

 ゆう君はA地点を、まさひろ君はD地点を同時に出発して、ゆう君はA→B→C→D→A→B→・・・の向きに、まさひろ君はD→C→B→A→D→C→・・・の向きに走ります。二人とも平らな道を毎分100mの速さで走ります。ゆう君はA地点からB地点までの上り坂を毎分84mで、C地点からD地点までの下り坂を毎分105mで走り、まさひろ君はD地点からC地点までの上り坂を毎分90mで、B地点からA地点までの下り坂を毎分126mで走ります。
 次の問いに答えなさい。
(1)ゆう君、まさひろ君がこのコースを一周するのにかかる時間はそれぞれ何分ですか。
(2)ゆう君、まさひろ君はB地点とC地点の間ではじめてすれ違います。その地点はB地点から何mの場所ですか。
(3)ゆう君、まさひろ君がB地点とC地点の問で次にすれ違うのは、(2)で求めた場所からどちらへ何mずれた場所ですか。
(4)ゆう君、まさひろ君がはじめてÅ地点とB地点の間ですれ違うのは、走りはじめてから何回目にすれ違うときですか。またその地点はB地点から何mの場所ですか。


【解説と解答】
(1)ゆう君はABが上りなので120÷84=$$\frac{10}{7}$$ CDの下りは180÷105=$$\frac{12}{7}$$ 合計$$\frac{22}{7}$$
(200+100)÷100=3分だから1周は6 $$\frac{1}{7}$$分。
まさひろ君はABが下りなので120÷126=$$\frac{20}{21}$$ CDが上りなので180÷90=2分 合計2 $$\frac{20}{21}$$。
それに3分を加えるので1周5 $$\frac{20}{21}$$分

(答え)ゆう君 6 $$\frac{1}{7}$$分 まさひろ君 5 $$\frac{20}{21}$$分

(2)ゆう君がBに来るのは$$\frac{10}{7}$$ まさひろ君がCにくるのは2分後。したがって2分後にはゆう君は
2-$$\frac{10}{7}$$=$$\frac{4}{7}$$分進んでいるので、Bから100×$$\frac{4}{7}$$=$$\frac{400}{7}$$mのところにいます。
二人の間の距離は 100-$$\frac{400}{7}$$=$$\frac{300}{7}$$ mになっているから、その半分のところで出会うので
$$\frac{400}{7}$$+$$\frac{150}{7}$$=$$\frac{550}{7}$$=78 $$\frac{4}{7}$$mのところです。

(答え)78 $$\frac{4}{7}$$m

(3)まさひろ君は1周に5 $$\frac{20}{21}$$分かかるので、次にCにくるのは、$$\frac{20}{21}$$+2=7 $$\frac{20}{21}$$分
ゆう君が次にBにくるのは 6 $$\frac{1}{7}$$分+$$\frac{10}{7}$$=7 $$\frac{4}{7}$$なので、まさひろ君がCを出発するとき、ゆう君はすでに$$\frac{8}{21}$$分進んでいます。
100-100×$$\frac{8}{21}$$=$$\frac{1300}{21}$$ したがって、その場所はBから
$$\frac{800}{21}$$+$$\frac{650}{21}$$=$$\frac{1450}{21}$$=69 $$\frac{1}{21}$$mのところになるので
78 $$\frac{4}{7}$$ - 69 $$\frac{1}{21}$$=9 $$\frac{11}{21}$$
(答え)Bへ=9 $$\frac{11}{21}$$mずれたところ

(4)1周につき9 $$\frac{11}{21}$$=$$\frac{200}{21}$$mずれるので
78 $$\frac{4}{7}$$÷$$\frac{200}{21}$$=$$\frac{550}{7}$$÷$$\frac{200}{21}$$=$$\frac{33}{4}$$
8回ずれるということはBC間で9回出会うことになります。

9周した後、まさひろ君がBにいるのは5 $$\frac{20}{21}$$分×9+2分+1分=56 $$\frac{4}{7}$$分
56 $$\frac{4}{7}$$÷6 $$\frac{1}{7}$$=$$\frac{396}{7}$$÷$$\frac{43}{7}$$=9・・・$$\frac{9}{7}$$
したがってゆう君はAから$$\frac{9}{7}$$分移動しているので84×$$\frac{9}{7}$$=108m 120-108=12mが二人の間の距離です。
ここでまさひろ君とゆう君の速さの比は126:84 
12×(126+84)×126=7.2m
二人は1周すると2回出会うので、2×9+1=19回目になります。

(答え)7.2m 19回

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)

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水溶液に関する問題

2015年筑波大付属駒場の問題です。


無色の液体A~Dについて、次の実験1~4を行った。後の各問いに答えなさい。ただし、液体の1つは水、他の3つはそれぞれ異なる水よう液である。

【実験1】試験管に液体Aをとり、小さな金属板を加えたところあわが出た。その後、金属は小さくなりあわは出なくなった。
【実験2】試験管に液体Bをとり、塩のつぶを加えたところ細かなあわが出たが、つぶにはほとんど変化が見られなかった。その後、試験管をふってかき混ぜるとつぶは見えなくなった。
【実験3】試験管に液体Cをとり、塩のつぶを加えたところ、つぶにはほとんど変化が見られなかった。その後、試験管をふってかき混ぜるとつぶは見えなくなった。
【実験4】試験管にとった液体Dに、液体Bを加えたところ白いにごりができた。また液体Dは、呼気をふきこんでも白いにごりができた。

1.実験1~3において、実験後に残った液体をスライドガラスに取り、水を蒸発させたときの変化として最も適したものをそれぞれ答えなさい。
ア 液体に加えた金属がスライドガラス上に残る。
イ 液体に加えた塩がスライドガラス上に残る。
ウ 液体に加えた金属とはちがうものがスライドガラス上に残る。
エ 液体に加えた塩とはちがうものがスライドガラス上に残る。
オ 何も残らない。

2.液体A~Dをガラス棒でリトマス紙につけたときに予想される結果について、それぞれ答えなさい.
ア 青色リトマス紙が赤くなる。
イ 赤色リトマス紙が青くなる。
ウ 赤色リトマス紙も青色リトマス紙も変化しない。
エ 今回行った実験の結果だけではわからない。

3.次の身近な水よう液で、実験1と同じ操作を行ったとき、液体Aと同じような変化が観察されるものはどれですか。
ア.食塩水   イ 砂糖水   ウ せっけん水 エ す(食酢)


【解説と解答】
1 Aは塩酸のように、金属を溶かしたわけですから、溶けた金属と水溶液の一部が化合した金属が残ります。答えはウ。2、3は塩が溶けたので、蒸発させれば塩が残るからイ。4
(答え)1 ウ 2 イ 3 イ

2 A 金属を溶かすものは酸性にもアルカリ性にもあるので、エ。 Bはあわが出ているので塩酸のように酸性と考えられるのでア、  Cは水を思われるのでウ。 Dは石灰水と思われるのでイ。
(答え)A エ B ア C ウ D イ

3 金属を溶かすものとして考えられるのは酢酸です。
(答え)エ

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)
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図形の移動に関する問題

2015年聖光学院の問題です。


図1のように、1辺の長さが6cmの正方形ABCI)と1辺の長さが3cmの正方形PQRSが、点Sと点Aが重なっていて、辺AB上に点Rがあるように置かれています。図1の状態から、図2のように正方形PQRSが正方形ABCDの周りをすべらないように反時計回りに回転するとき、次の問いに答えなさい。ただし、円周率は3.14とします。

(1)  点Qが点Bに重なるまで正方形PQRSが回転するとき、対角線PRが通過する部分の面積を求めなさい。

(2)  点Qが点Bに重なるまで正方形PQRSが回転するとき、対角線QSが通過する部分を鯨巻線の図に斜線で示し、その部分の面積を求めなさい。

(3)  正方形PQRSが正方形ABCDの周りを回転し、元の図1の状態に戻ってくるとき、対角線QSが通過する部分の面積を求めなさい。


【解説と解答】
(1)
以下のように動きますから、対角線PRが動くのは斜線部分になります。

この半径は求められませんが、半径×半径は3×3×2=18になるので、18×3.14×$$\frac{1}{4}$$=14.13cm2

(答え)14.13cm2

(2)以下のように動きます。

斜線部分の面積は半径3cmの2分の1円から、4.5×3.14×$$\frac{1}{4}$$と3×3×$$\frac{1}{2}$$を引くので

4.5×3.14-1.125×3.14-4.5=10.5975-4.5=6.0975
(答え)6.0975cm2

(3)
もう90°回転すると図のように動きますから、求める面積は

ア4つとイ4つの合計になります。
ア=3×3×2×3.14÷2=28.26より28.26×4=113.04
イ=3×3÷2-4.5×3.14÷4=4.5-3.5325=0.9675 0.9675×4=3.87
よって113.04+3.87=116.91cm2
(答え)116.91㎝2

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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