各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

光に関する問題

2016年東邦大東邦中学の問題です。


次の文章を読み、あとの(1)~(3)の問いに答えなさい。
光が鏡に当たると、その光は鏡にはね返されます。
これを「光の反射」といいます。図1のように、垂線(鏡に垂直な線)と鏡に反射する前の光がつくる角を入射角、垂線と鏡に反射した後の光がつくる角を反射角といいます。

20160424t001

このとき、入射角の大きさと反射角の大きさは必ず等しくなります。
図2のように光源・鏡1・鏡2・スクリーンを置きました。光源からは光が矢印の方向に出ており、鏡1とスクリーンは光源から出た光と垂直、鏡2は光源から出た光と平行になっています。
図2の状態から図3のように鏡1・鏡2を回転させ、光源から出る光の向きを変えずに鏡1に当てたところ、光は鏡1・鏡2で反射してスクリーンに映りました。図2の状態から鏡1を回転させた角度を角度A、鏡2を回転させた角度を角度Bとし、それぞれ90°未満とします。また、鏡2での反射角を角度Cとします。

20160424t002

(1)角度Aが30°、角度Bが0°のとき、光がスクリーンに当たりました。このとき角度Cは何度ですか。

(2)次の文章中の[①][②]に入る言葉の組み合わせとしてもっとも適切なものを、あとのア~エから1つ選び、記号で答えなさい。

図3の状態から角度Aのみを少しだけ大きくすると、スクリーン上の光は[①]向きに移動します。また、角度Bのみを少しだけ大きくすると、スクリーン上の光は[②]向きに移動します。

20160424t003

(3)角度Aが50°のとき、光がスクリーンに垂直に当たりました。このとき角度Bは何度ですか。


【解答と解説】
(1)
図のようになりますから、30°です。
20160424t005

(答え)30°

(2)Aだけを動かすとBに対する角度が大きくなるので光は左側に行きます。またBだけ動かせば、Bに対する角度が小さくなるので、光は右に行きます。
(答え)ア

(3)
20160424t006

図で角SRQは50-40=10なので、角SQRは90-10=80° (180-80)÷2=50°が入射角だから、角Bも180-80-50=50°になります。
(答え)50°

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平面図形の問題

2016年筑波大駒場中学の問題です。


正三角形ABCの辺上に点DEがあり、ADとDBの長さの比は3:2、AEとECの長さの比は2:3です。また点Pは次の(1)(2)(3)のように正三角形ABCの内側にあります。正三角形ABCの面積が100cm2のとき、三角形PBCの面積を求めなさい。

(1)PはDE上にあり、DPとPEの長さの比は9:1

(2)Fは辺AB上にあり、AF:FBの長さの比は1:4
  Gは辺AC上にあり、AGとGCの長さの比は4:1
PはDEとFGが交わった点

(3)PDとAB、PEとACはそれぞれ垂直。


【解説と解答】
(1)三角形ADE=$$\frac{3}{5}$$×$$\frac{2}{5}$$=$$\frac{6}{25}$$
三角形PEC=$$\frac{3}{5}$$×$$\frac{3}{5}$$×$$\frac{1}{3}$$=$$\frac{3}{25}$$
三角形PDB=$$\frac{2}{5}$$×$$\frac{2}{5}$$×$$\frac{2}{3}$$=$$\frac{8}{75}$$
三角形PBC=1-=$$\frac{6}{25}$$ー$$\frac{3}{25}$$ー$$\frac{8}{75}$$=$$\frac{8}{15}$$
100×$$\frac{8}{15}$$=53 $$\frac{1}{3}$$

(答え)53 $$\frac{1}{3}$$cm2

(2)

図のようにFかACに平行に線を引き、DEとの交点をQとします。AE=【2】とすると、AF:FD=1:2よりFQ=【$$\frac{4}{3}$$】EG=【2】より FP:PG=2:3

三角形DPB=$$\frac{4}{5}$$×$$\frac{4}{5}$$×$$\frac{2}{5}$$×$$\frac{1}{2}$$=$$\frac{16}{125}$$

同様にEからABに平行に線を引き、FGとの交点をRとするとAF=【1】 AE:EG=1:1よりER=【$$\frac{1}{2}$$】FD=【2】よりDP:PE=4:1

三角形PEC=$$\frac{3}{5}$$×$$\frac{3}{5}$$×$$\frac{1}{5}$$=$$\frac{9}{125}$$

三角形ADE=$$\frac{3}{5}$$×$$\frac{2}{5}$$=$$\frac{6}{25}$$

1-$$\frac{6}{25}$$ー$$\frac{16}{125}$$ー$$\frac{9}{125}$$=$$\frac{14}{25}$$

100×$$\frac{14}{25}$$=56

(答え)56cm2

(3)

図でEPをまっすぐ伸ばしたとき、ABとの交点はDBの中点になります。三角形GFEも三角形AGEも正三角形の半分の直角三角形になっているからです。
FD:DG=1:2 GE=(3)とするとDP=(1) FE=(6) FP=(2) PE=(4)

EからBCに下ろした垂線の長さを<3>とすれば、FからBCに下ろした垂線の長さは<1> その差<2>を1:2に分けるので、PQの長さは<1>+<2>×$$\frac{1}{3}$$=<$$\frac{5}{3}$$>
したがってQPは正三角形ABCの高さ<5>のちょうど$$\frac{1}{3}$$になるから面積も$$\frac{1}{3}$$。

100×$$\frac{1}{3}$$=33 $$\frac{1}{3}$$

(答え)33 $$\frac{1}{3}$$

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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溶解度に関する問題

2016年海城中学の問題です。


次の文章を読んで、以下の各問いに答えなさい。

私たちの身のまわりの物質は、小さな粒子が集まってできています。この粒子のくっつき方や動き方で、 固体,液体,気体の状態が決まります。図lの固体,液体,気体間のそれぞれの矢印は、温度を変化させた ときに起こる状態変化の方向を示しています。例えば、コップに水を入れて、25°Cの部屋に数日間置いたところ、水の量が少なくなっていました。これはコップの水面から水が水蒸気に気化することを意味 図1 します。これを( 1 )といいます。大気圧が1気圧であれば、水は100°cにすると水の内部からも気化を起こします。この現象を( 2 )といいます。

問1 文中の( 1 ) , ( 2 )に入る適切な語句をそれぞれ答えなさい。
問2 次のア,イの変化は、どの状態変化によって起こりましたか。図 l のA ~ F からそれ ぞれ選ぴ、記号で答え、変化名も解答例に従って答えなさい。解答例: ウ G 気化

ア 水を冷凍庫に入れたら氷ができた。
イ ドライアイスを空気中に放置すると、ドライアイスのかたまりが無くなった

問3 図2の①~③は、それぞれ固体,液体,気体について文中の下線部の様子を表しています。
次のア~ウは①~③の状態の説明です。ア~ウと①~③の正しい組み合わせと状態名を解答例に従って答えなさい。
解答例: エ 4一固体

ア 粒子の運動が盛んになり、粒子が自由に飛び回っている状態
イ 粒子がぎっしりと規則正しく並んで、いる状態
ウ 粒子が比較的ゆっくりと動いている状態

4 ある温度で、水100 gに国体が最大何g溶けるのかを表したものを溶解度といいます。ある固体Xの溶解度は、表のよう になります。また、水,Xの水溶液それぞれlgを1 ℃上昇させるとき に必要なエネルギーを4.2 J (Jはエネルギーの単位)とします。次の(1)~(5)に答えなさい。数値で答えるものは、必要で あれば四捨五入して、整数で答えなさい。なお、容器などに 熱は吸収されないものとします。

(1) 70 °C におけるXの飽和溶液135gを20 ℃に冷却すると何gのXか析出しますか。
(2) 20 °Cの水60 gを1260 Jのエネルギーで加熱すると、水は何℃になりますか。
(3) 50 °Cの水90 gと20 °Cの水180 gを混ぜると、混ぜた水は何℃になりますか。
(4) 50 °CにおけるXの20%溶液90 gと20 °CにおけるXの飽和溶液180 gを混合した溶液は、過飽和になりXが析出しますか、または不飽和になりますか。解答欄に析出か、不飽和か、どちらかを書きなさい。
(5) (4)の混合溶液について、析出する場合は、析出するXのおもさを、不飽和の場合は、飽和にするのにさらに必要なXのおもさを答えなさい。


【解説と解答】
問1 気化の中で、常温で水面から気体になることを蒸発、100℃でなることを沸騰といいます。
(答え)1 蒸発  2 沸騰

問2 アは液体が固体になるので、Bで凝固、イは固体が気体になるので、Dで昇華です。
(答え)ア Bー凝固 イ Dー昇華

問3 一番分子間距離が大きいのが気体、次が液体、きっちり並んでいるのが固体です。
(答え)ア 1 気体 イ 2 固体 ウ 3 液体

問4
(1)70℃における飽和水溶液はX:水=4:5です。135gですから、Xは135÷9×4=60g 水は75gです。20℃にするとX:水=1:5ですから、75÷5=15g溶けるので、析出するのは60-15=45gです。
(答え)45g

(2)1260J÷4.2=300ですから、300÷60=5℃ したがって20+5=25℃です。
(答え)25℃

(3)90×80+20×180=7200+3600=10800 10800÷(90+180)=40℃
(答え)40℃

(4)90g×0.2=18g 180÷(1+5)=30gですから、Xは合計48g 水は72+150=222gです。
このとき、温度は(3)から40℃ですから、表ではX:水=3:10になります。水222gであれば66.6g解けるはずでまだ48gですから不飽和です。
(答え)不飽和

(5)66.6-48=18.6
(答え)18.6g

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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