ワーキングマザーのための中学受験講座」カテゴリーアーカイブ

第11回 子どもと話し合う機会

忙しいお母さんにとって子どもと話す機会はなかなかとれないかもしれません。

話せば、小言ばかりということになっているのではないでしょうか。しかし、中学受験をする、しないに関わらずやはり親子で話す機会はなるべく多いに越したことはないのです。

実際に子どもたちにも多くの問題がおこっているはずなのです。それを自分だけで解決することができる年令ではありません。また考えている方向性が決して良い方向ではない場合もあるでしょう。だから話をする機会はなるべく多い方がいいのです。

ただ、面と向かって「じゃあ、今日はお母さんと話をしましょう。」といわれても話をする子は多くはない。むしろ面食らう子の方がいいでしょう。だから、いっしょにいろいろな作業をするときがいいのです。

例えば料理を作るとき、掃除をするとき、犬の世話をするとき、いっしょにお子さんと作業をする機会をなるべく作って、その機会にいろいろな話をしてみるといいのです。塾で困っている話、家での勉強がなぜ進まないのか。本当に本人が何を考えているのか、聞き出していかないと、お母さんの努力は空回りをしてしまうでしょう。

今日は土曜日、しかも快晴。たまった洗濯物でも一緒に片付けながら、お子さんと話をしてみてはどうでしょうか?

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第10回 夏休みをどう過ごすか

夏休みに入り、子どもは朝から家にいます。
しかしワーキングマザーのみなさんの夏休みが、そんなに長いわけがない。せいぜい1週間か、10日。
子どもは夏期講習に行っているとはいえ、一日いっているわけではありません。

多くの学習塾は午前中に4年生や5年生の授業を入れますから、6年生はだいたい午後から。
つまり、家庭学習の時間は午前中であることがおおいわけですが、当然、お父さんもお母さんも仕事でしょう。

悪く言えば、つまり家でひとりでいる状態ならば、まさに何をやっても大丈夫状態。

ゲームもやれるし、漫画も読み放題です。だから、それをどう管理し、モチベーションを高くするかが、夏休みの過ごし方の大事なポイントになるでしょう。
本人が勉強しよう、という気持ちにならなければ、「やらされる」勉強をし続けることになります。これは効果があまりない。

いかに本人がやる気をもって、勉強に積極的に向かうか?ということなのです。

そこで私がお勧めしたいのは計画を決めてみんなの見えるところに大書する方法。
今日は何をやらなければいけないか、それが終わったのか、誰が見てもわかるようにするのです。

そして終わったら×をつけるなり、消すなりして、達成度が視覚的にわかるようにします。これは案外利きますね。
終わるということがすべてになると質に問題はありますが、それでも本人が自分の達成度を視覚的につかめてしまうから、前向きにすることはできるでしょう。

私は、いくつかチェックポイントを設けて、その日までに終わったらそのチェックポイントの日は1日遊びに行けるようにしていました。終わっていなければ勉強するしかない。

でも、終わっていればお祭りでも、ナイターでも、遊びに行ける。この差は子どもたちにとっては大変大きいのです。

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第9回 情報を集める

学校説明会が始まっています。

多くの学校の場合、土曜日に行われますが、毎週土曜日がつぶれるというのも困り者かもしれませんね。
ただ、やはり学校別対策をするにあたって、学校の説明会はしっかり出席をしておいた方がいいし、また受験する可能性のある学校は早めに絞り込んでおく必要があるでしょう。

私は志望校はまずスクールカラーで決めるのが良いとお話しています。

偏差値よりもスクールカラーを重視するのは、やはり子どもたちにとって6年なり、10年なりいる学校ですから、その学校での生活が本人の性格形成の上で非常に影響が大きいからです。

私はスクールカラーを管理型と放任型に分けます。

管理型というのは、子どもの成績、生活について学校がしっかり管理していこうという考え方。中堅の受験校に多いですね。
一方放任型というのは、なるべく子どもの自主性に任せる。ある程度自分でできるということが前提ですから、実際にできないとなると大きく落ちこぼれる可能性がある学校でもあります。

積極的でやりたいことが多い子どもたちにとっては管理型よりは放任型がいい。管理されることを嫌う傾向がありますから、だんだん学校に行きたくなくなる可能性があり、その辺をしっかり吟味しなければなりません。

ワーキングマザーのみなさんにとって、なかなか情報を集めることは大変でしょうが、しかしホームページもあり、情報誌や学校案内もありますから、なるべく多くの情報をみながら、子どもに合う学校を見つけてあげてほしいと思います。

こればかりは、子どもができることではありません。保護者がしっかり吟味しなければいけないので、少しずつ準備を進めてください。

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